教育フォーラム2017に参加して(山下、林、松田)

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みなさんこんにちは。
私たちは6月4日に「教育フォーラム2017」というセミナーに参加しました。
午前は若手教師向授業づくりセミナー、午後は新学習指導要領でバトルするという内容でした。1日を通して学んだことや感じたことを山下、林、松田の3人で1つの記事にまとめます。


私は午前の若手教師向授業づくりセミナーで学んだことを書きたいと思います。
内容は岐阜聖徳学園大学附属小学校の小林先生の算数授業のビデオを見ながら小林先生、鈴木先生、芳賀先生、玉置先生が解説してくださるというものでした。

私はビデオを見てすごく自然にICTが授業に使われているという印象を受けました。このビデオだけではなく教育実践観察でも附属小学校の授業を見させていただいたことがあるのですが1人1台タブレットを使用したICTを利用した授業に慣れている様子でした。そこでは電子黒板の利用価値についても語られ、何もしていないときでもデスクトップ画面ではなく今なにをやっているのか視覚的にわかるものを写すのがよいということでした。

また、授業づくりについては本時のめあてを達成できる導入かどうか、子どもにこんなことを言ってほしいなと思ったことを言わせられるかどうかなどを考えたり、児童と同じ場所で発表者を見て他の子供のつぶやきをひろうことが大切だと学びました。

ICTを使うと鉛筆を持って字を書くという場面は減ってしまいがちですが子どもたちは思ったことをつぶやくので挙手をして発言した子だけでなくその発言を聞いた他の子のつぶやきもひろいながら授業を深めていけるような授業づくりがしたいと思いました。(山下)

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今まで新学習要領についての詳しいことが曖昧でしたが、少しポイントを掴めたような気がします。
その中でも、「授業での学びを有意味学習にする」ということが印象に残っています。確かに、子供に知識を教えるのは、その知識を使ってその子の人生を切り開いていってもらうためです。子供にとっての実力としての学びでなければならないと感じました。そのため、子供主体の授業にしていくことの大切さを改めて感じました。アクティブラーニングが大切と言われているけど、まずは授業改善や指導の見直しなど教師が努力していかなければいけないと思い、もっと授業技術や子供理解について学んでいこうと思えました。私も子供達に社会の授業を主体的に学んでほしいと感じました。(林)

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奈須先生の「新学習指導要領はこうとらえる」というご講演の中で「有意味学習」というお話がありました。これは既有の知識・経験と関連付ける学習のことで、割合や小数は降水確率や靴のサイズで既有の知識として子ども達にあるということを学びました。確かにそうだなと思い、生活する中で無意識のうちに割合や小数を活用して暮らしているのだなと感じました。また、学ぶための材料は膨大にあり、その材料を使用して足場を作ると子ども達はその足場の上で考えることができるということも学びました。

子ども達にはゼロから教えるのではなく、身の回りにある材料をうまく使用して教科の知識を習得することができるように教えることが大事であると思いました。(松田)
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