弥富中学校道徳飛び込み授業を参観して(岩田)

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 6月6日(火)玉置先生による弥富中学校での道徳の飛び込み授業を2期生寺坂君とともに、参観させていただきました。午後からの授業の前に玉置先生に昼食をごちそうになりました。おしゃれなカフェで、店内は奥様がた女性客ばかりの中にスーツの3人(笑)。おいしいお昼をいただき、今日の授業のポイントを聞き、弥富中学校に向かいました。

 お昼中に玉置先生に聞いてはいましたが、弥富中学校に着くやいなや驚きで叫んでしまいました。「きれいすぎる、、、」建てかえをしてとてもきれいな校舎。授業の後には、教頭先生に校舎内を案内していただきました。言いたいことはたくさんありますが、ここではとにかくすごかったという一言にしておきます(笑)。

 さて、本題です。今日の学びについて深めていきたいと思います。本日の教材は「あるレジ打ちの女性」という、何をしても続かない女性が、自分の過去の日記から人生を変えていくというお話です。昨日のゼミで発問については先生からお聞きしていましたが、大学生が真剣に考えてもなかなか答えの見つからない、少し難しい印象を覚えました。

 しかしながら、先生の子どもたちを引きつけるというテクニックである、価値付け、独特の間、演技力などすべてが重なり、後ろから見ていて次第に子どもたちが、授業にのめり込んでいくのがわかりました。

 先生の揺さぶりに困った表情を見せながらも、真剣に考える子どもたちは、まさに「深い学び」を体現しているようでした。

 また、先生が主導のはずの授業ですが、あれ?と思ったら生徒中心の授業になっていました。言葉のキャッチボールの中で、はじめはキャッチするだけだった子どもたちが、次第に自分たちから言葉を投げてかけていました。与えるけど、与えすぎない、わかりそうでわからない、そんなどこかもどかしいような思いを抱かせることが、子どもたちの本心からの、なんで?を生むのかなと思いました。そして、やはり自分から感じたなんで?にはどんな小さななんで?でも、教師から教えられる以上の価値があるのだと思いました。


 本日も、ここには書き切れないほどの学びをしましたが、詳しい分析は寺坂君にお任せして、(笑)わたしは先生のお話から、本日最も印象に残った一言を記録しておきます。

 「人の生き方を参考にしたい。それが道徳。」

 人の人生が、思いが、行動が変わった瞬間を感じ、自分が何を考えるか。人の生き方を感じ取り、見方・考え方を養う。改めて、道徳の重要性、影響力を実感した一日でした。できることならこの言葉を中学生の頃の自分に教えてあげたいと思います。道徳が大嫌いだったわたしも今日の授業を受けたら、先生の思うツボにはまっていただろうなと自分に置き換えて考えたりしていました。玉置先生、弥富中学校の先生方本日は、ありがとうございました。ますます教師になり、やりたいことが増えました。これは、絶対に教師になるしかないなと決意を新たにした一日でした。(岩田)
 
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