教育フォーラム2017に参加して(岡田、嶋藤)

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こんにちは。3期生の岡田です。

先日、岐阜聖徳学園大学主催の教育フォーラムに参加させて頂きました。中々お話を聞けない先生方から、普段講義をして下さる馴染み深い先生方まで、様々な先生方から学ばせて頂きました。今回は岡田、嶋藤が学んだことを記したいと思います。


1日通しての学びの時間でした。午前は実際の算数の授業の映像を見ながら先生方が意見を言うというもので、ICTや授業技術など、学ぶことがたくさんありました。その中で私は、「手を挙げている子は挙げていない子にお話をしに行こう」というものが印象に残りました。全員が分かるようなるために伝えに行こうとする姿、あちこちから説明の声が飛び交う様子、とても魅力的です。ただ、やはりこれは日頃からの働きかけや、学級経営がきちんと成されていないことには、ぐちゃっとなってしまいます。そのことは忘れてはいけないと思いました。

午後からは2本立て、奈須正裕先生による「新学習指導要領はこうとらえる」、4名の先生方による「新学習指導要領でバトルする」というものでした。その中で私は「主体的・対話的で深い学び」というフレーズが頭に残っています。どの講義、授業でもアクティブラーニングが言われるように、私たちはこの事と向き合わざるを得ません。今回は改めてそう実感することができました。(岡田)


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今回の教育フォーラムは午前の「岐阜聖徳学園大学附属小学校の算数授業から授業づくりを学ぶ」と午後の「新学習指導要領はこうとらえる」「新学習指導要領でバトルする」がありました。

私は午前と午後にそれぞれ学んだことを書きたいと思います。

午前の「岐阜聖徳学園大学附属小学校の算数授業から授業づくりを学ぶ」では、授業づくりをするときは、つぶやきの中で何を子どもに言って欲しいか考えることが大切だということを学びました。授業を進めて行く上で、軸となってくるのは、子どものつぶやきにあると思います。子どもが良いつぶやきをしてくれるように授業を作っていくことが教師は求められるんだなと思いました。また授業では、常に聞き耳を立てて、子どものつぶやきを拾ってつなげていくことが大切だということを学びました。子どものつぶやきを拾える教師になろうと思いました。

午後の奈須正裕先生の「新学習指導要領はこうとらえる」のお話で印象に残ったのは、「科学する」理科です。実験・観察のミスや失敗の扱いで、教師は「本当はこうなります。」のように反科学的なことを言ってしまうことが多いと思います。それでは実験した意味がないので、「みなさんのデータがこうなんだから、この2つには何の関係もないということですね。」などと言うことで、「え?でも教科書にはこう書いてあるよ?僕たちがデータミスをしたかもしれない。もう一回やらせてください。」と言ってくるそうです。そしてもう一回やったら、綺麗とまではいかないが、ちゃんとした結果が出て、次からはちゃんと実験をするようになったそうです。だから、実験が失敗してしまったからと言って、答えを言ってしまうのではなく、自主的にやり直しをする子どもにしていくことが大事なんだなと思いました。

私は正直なところ、新学習指導要領の話を聞いても、勉強不足でとてもついていけませんでした。これを機に自分で教育新聞を読んだり、本を読んだりして、新学習指導要領について確認し、考えていきたいと思いました。(嶋藤)
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