『スペシャリスト直伝!小1担任の指導の極意』を読んで(石川)

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今回は、6月17日(土)の教師力アップセミナーで講演をしていただく、宇野弘恵先生の『スペシャリスト直伝!小1担任の指導の極意』という本を読みました。

この本では、小学校1年生の担任となった先生が子供たちをよりよく育むための指導・仕事について書かれていました。私は、小学校教育実習で1年生を担当したこともあり、子供の様子を思い浮かべながら読むことが出来ました。

この本を読んで1番に印象に残っていることは「小1担任の指導姿勢」についてです。宇野先生は「子供たちの北極星であれ!」と書かれていました。

初めての学校、初めての環境で、子供たちは日々学習をしますが、迷うことも多くあります。そこで、担任の先生が子供たちの道標となる北極星となることで、安心して学ぶことができると宇野先生は述べていました。
また、小学校1年生はたった6年しか生きておらず、知らないこと、出来ないことがたくさんあります。だからこそ、むやみに叱りつけるのではなく、あたたかいまなざしをもって接することが大切になってくるそうです。

私は、この本を読んで昨年の小学校教育実習を振り返ってみました。今思うとむやみに叱ってしまった場面が多々あったように思います。「6年しか生きていない」今考えると出来ないことが多いのは当たり前です。あの時、あたたかいまなざしで接していれば…。まだまだ学ぶべきことは多そうです。

小学校1年生の可能性は無限大です。毎日たくさんのことを吸収し、大きく成長していきます。私も実習でその姿を見てきました。そんな学年だからこそ担任の先生が子供たちをしっかりと見守り、子供たちと一緒に喜びを分かち合いたいと感じました。

小学校1年生を担当する機会があれば、その子供の成長を見守り、育てていきたいです。

(石川)
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