6月12日第9回3期生ゼミ記録(松田)

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こんにちは。3期生の松田です。


3回目となる発表では、佐藤正寿先生の『プロ教師直伝!「教師力」パワーアップ講座-0からプロになる秘訣23箇条-』という本を紹介しました。

この本は、読者である教師にプロの教師として力をつけることを願って書かれた本であり、佐藤先生が担任や分掌リーダーとして取り組んできたことが述べられていました。発表では私が実践してみたいことを紹介しました。

ここでは、紹介した3つのことのうち2つを書きます。

1つ目は「機能を意識した朝の会」です。朝の会には管理的機能(出欠確認、健康観察などの活動)、指導的機能(歌活動、1分間スピーチなどの活動)、自主活動的機能(係活動)の3つの機能があります。自主活動的機能は朝の会における係活動のことです。これは係活動が停滞している学級や係で話す時間を取ることができない学級での活動です。朝の会の時間を使って係ごと話し合いをしたり、クイズ係やゲーム係はこの時間を使って活動をしたりします。これにより、係活動の活性化を図ることができます。発表の後に、係活動の活性化を図るための工夫として、複数人で同じ係をやるのではなく、1人が1つの係にしたら良いのではないか、グループで複数の係を担当し係を交代していくこと、その複数の係の中には1日何もしないという係をつけたらどうかなどということをみんなで話し合いました。話し合ってみると、他の人の意見を聞くことができ、必ずしもやり方は1つではないということを感じました。

2つ目は、「叱ること、注意することも大切。」ということです。叱る目的は「子どもたちの行動改善」です。仮に時間を守らない子どもがいたとします。その子に「なんで時間を守らないのか」と頭ごなしに言っても意味がなく、どうして守らなければならないのかということを子どもたちに考えさせることが大切です。これによって不適切な行動をなぜしたらいけないのかを子どもが理解して、適切な行動を判断できるような叱り方をすることが大切です。

私はアルバイトで叱ることについてよく考えます。アルバイト先の他の先生にはよく、叱れる先生を目指してと言われていますが、私は叱ることができません。この本を読んで、それは自分が納得できる叱る意味というものを持っていなかったからだと思いました。直してほしいこと、直さなければならないことは子どものことを思って叱らなければならないと思いました。これを機に、叱れる先生になりたいと思いました。(松田)

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