6月26日第11回3期生ゼミ記録(静谷)

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 こんにちは。最近ふくらはぎを肉離れし、現在松葉杖生活を送っている3期生の静谷です。

 第11回3期生ゼミで、わたしは稲垣佳世子さんと波多野誼余夫さんが書かれた「人はいかに学ぶか」について学んだことを発表しました。

 しかし発表は、とんでもなくわかりにくい発表となってしまっいました。この本自体が少し難しい本でもあり、わたし自身内容を理解するために何回も読み返しました。そんなこともあり、発表では難しい言葉ばかりを並べ、発表を聞いてくれていたほとんどの方が「何を言っているのかわからない」というような表情をしていました。

 わたしは、この本に書かれていたことをそのままみなさんに伝えていただけで、聞き手のことをまったく考えずに話をしてしまっていました。本来であれば、わたしがみなさんにとってわかりやすく内容をまとめ、簡潔に言いたいことを伝えなければなりません。聞き手のことをしっかりと考え、聞き手の立場に立って話をしなければならないことを学びました。

 それでは、ここから本書をわかりやすく簡潔に自分なりにまとめてみたいと思います。
本書は、伝統的学習観による「人間怠け者説」をくつがえし、人というものは、「みずから学ぶ存在」ということを社会的な観点、人という種としての観点、文化的な観点などという様々な観点から新しい学習観にもとづく教育のあり方を提言しています。

 そして本書をまとめると、人は問題を解決する際に、場当たり的に試行錯誤をするのではなく、整合的に理解したいという知的好奇心と他者とのコミュニケーションをうまく利用しながら、教師などから教えられる知識を、自分の知識と照らし合わせつつ、新しい知識へと再構成する、という優れた学習能力を有しているとわたしはまとめました。

 人に自分の言いたいことを伝えるということは、本当に難しいことです。ただ、それを理解しようと話を聞いている聞き手の方が、耳から入ってくる話を理解しないといけないため、その方が難しいです。話し手主体となっては、絶対にいけません。聞き手のことを常に意識し、話をするよう努めていきたいです。とても勉強になった発表でした。(静谷)
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