6月26日第11回3期生ゼミ記録(嶋藤)

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 こんにちは。3期生の嶋藤です。今回のゼミでは小学校高学年向けの自己紹介の練習をしました。自己紹介は短くてインパクトがあるものが良いのは分かりますが、どうしたら良いのか一週間たくさん悩みました。(笑)3期生のみんなの自己紹介を見て、明るく大きな声で話すことはとても大事だなと改めて感じました。また、良いところを見つけたので真似したいなと思いました。

 今回のゼミ発表では、私は前回と同じ著作者、山田洋一先生の『発問・説明・指示を超える 対話術』の本を紹介しました。その中の今回は発言することが苦手な子どもに対しての教師の声がけについて紹介していきました。

 発言することが苦手な子どもにはいろいろなタイプがあります。まとめて話すことができず長くなってしまう子、恥ずかしくて何も話せない子、発言が途切れる子など他にもたくさんいます。そんな子どもたちにどんな声かけをするのが良いのかということがこの本を読んでなるほどなと思いました。その中でもここにはまとめて話すことができず長くなってしまう子への声かけについて詳しく書きたいなと思います。

 私は今までのゼミやセミナーなどで、子どもの発言をそのまま繰り返して言うということを学んできました。しかし、この本には、「つまり」を使って教師が子どもの発言をまとめると良いと書かれていました。はじめこれを読んだとき、「ん?」と思いました。

 この疑問は3期生のみんなも同じで、私が発表をしたときに私と同じ疑問を抱いてくれました(笑)そこで、この本には続きがあって、まだまとめるということができないときには教師が力を貸してあげてまとめると良いとありますが、それを続けていては子どものまとめる力がつかないので、その力をつけさせたいなと思ったら「ひと言で言うと?」と子どもに投げかけてあげると良いと書かれていました。なるほどなと思いました。まずは教師がこういう風にまとめると良いということを示しておいて、その後に自分たちでまとめられるようにすれば良いのだなということを学びました。とても良い方法なので使いたいと思いました。

 以上のように、「こういう場面の時、教師はどうしたら良いのか?」ということを学べるので、教員採用試験の場面指導にとても役に立つなと感じました。もっともっと学んで、いろんな場面で対応できる教師になりたいと思いました。次回も山田洋一先生の本についてご紹介していきます。(嶋藤)

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