7月17日第14回3期生ゼミ記録(松田)

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 こんにちは。3期生の松田です。

 今回は嶋藤さんの発表について学んだことを書きます。前回の発表に引き続き山田洋一先生の「発問・説明・指示を超える対話術」という本を紹介してくれました。その中でも3つのトレーニングについて発表してくれました。

 1つ目の「即興力を鍛えるトレーニング」では、見えるものに対し即座にコメントをするというトレーニングで、道にある信号を褒めたり、電車に乗ったときにひと駅の間に向かい合った人を褒めたりすることを紹介してくれました。ゼミ生同士ペアになり10個を目標に書いてみましたが、知っている相手でもなかなか10個は難しいと感じました。学校に来るまでの間やちょっとした合間にこのトレーニングを実践したいと思いました。

 2つ目の「コメント力を鍛えるトレーニング」では、マイナスの言葉をプラスに言い換えて言うというトレーニングで実際に考えてみました。「細かいことにうるさい」というマイナス発言を「よく気が付く人」と言い換えたり、「飽きっぽい人」のことを「気持ちの切り替えが早い人」と言い換えたり、子どもの見方を変えるためのトレーニングということでした。プラスに言い換えることで、今まで苦手だった人に対して少しは苦手意識が薄れたり、新たな見方ができたりするのではないかと感じました。

 3つ目の「質問力を鍛えるトレーニング」では、研修や会合で隣り合った人の好きな○○を聞き出すというトレーニングでこちらもゼミ生同士でやってみました。会話を進めると、「あれが好きなんだ!」と盛り上がる一方で、その盛り上がりに辿り着くまでにその人があまり好きではないものや、やらないことなども知ることができ、好きなこと以外にも多くのことを知ることができることが分かりました。


 ゼミの後、サークルのメンバーでご飯に行ったのですが、即興力を感じた出来事があったので書きたいと思います。

 お店に着いて、中に呼ばれるのを待つためにレジ横の椅子に座っていたところ、仕事帰りと思われる5人の若いお兄さんたちが入って来ました。私たちは3人で座っていて、あと5人も座れるスペースがなかったので、私の友達が私の膝の上に座りました。すると、お兄さんたちも私たちと同じように座りました。

 私たちがお兄さんたちの思わぬ行動に笑っていると、同じように膝の上に座った1人のお兄さんが、「このお店に初めて来たからここのお店はこうやって座るんだってお姉ちゃんたちを見て思ったよ」と言い、私たちはさらに笑ってしまいました。そのお兄さんたちのおかげで待っている間も楽しく時間が過ごせました。ゼミで学んだ即興力とは少し違うかもしれませんが、見ず知らずの私たちがとった行動にユニークな反応を返せることがすごいと思いました。その行動があってもなくてもご飯は楽しく食べることができたと思いますが、より楽しくご飯を食べることができた気がします。読んでいただきありがとうございました。(松田)

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