8月26日 愛される学校づくり研究会 第2弾 (吉田)

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こんにちは、2期生の吉田です。

今回は模擬授業をして学んだことを書かせていただきます。前編では導入から範読・机間指導までで学んだことを3つ書こうと思います。

1つ目は子供の発言を拾うことの大切さです。

今回の模擬授業の中で私は子供の意見を拾いきれなかったと感じます。DVDを見て、冷静に言葉を聴けず、授業を流すことに意識しすぎていたと思いました。そのため導入時に「私もやってみたい」という価値に近づけるような言葉を見逃していました。私は自分に都合の良い意見だけを取り入れてしまっており、「先生の考えに沿わなければならない」という隠れたカリキュラムを行っていました。また最初の言葉を大切にすることで後の授業展開時に見比べたり、子供自身がその内容を選択していくようになると先生方の助言から学ぶことができました。子供の言葉をしっかりと受け止めるためにも学習の流れだけに固執するのではなく、子供と授業を作っていけるように頑張りたいです。

2つ目は物語をイメージするための布石を打つ言葉や活動の重要性です。

私は授業の中で資料を渡しませんでした。そのため一度の範読で状況やイメージを膨らませる必要がありました。範読時には「子供に次の出来事を予想させること」「イメージを共有するために止めること」「はっきりと感情が入るように読むこと」などを行いました。実際にイメージが共有されることによって多くの子供が考えやすくなり、内容を焦点化することができたのではと考えます。また絵を使うことによって状況把握や感情移入しやすいことも気付くことができました。それと共に、「もし想像しにくい子や集中しにくい子にはどの様に対応するといいのか」という疑問も感じました。今後範読に対して、もっと深堀を続けていこうと思います。

3つ目は机間指導のやり方です。

授業終了後に大西先生から「机間指導の時に周りをもっと見るといい」と教えていただき、DVDを見させていただきました。実際、個別に言葉がけをしていましたが、その時児童全体がどのように動いているか把握しきれていないということに気付きました。一人を見つつ、他に目線を配る工夫もできたと思われます。また、ここでは○付け法を用いてキーワードとなる言葉に印をつけながら、全体によさを広める工夫をするつもりでしたが、行うことができませんでした。一人一人の内容も大切にしつつ、全体で子供を把握することを今後取り組んでいきたいと思います。(吉田)


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