8月30日飛鳥学園小中一貫教育校の勉強会に参加して(白井)

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 8月30日飛鳥学園小中一貫教育校において勉強会に参加させていただきました。玉置先生による道徳の模擬授業と指導方法についての勉強会でした。

 今回の中で、特に印象に残ったことが2つあります。

1つ目は、「ゆさぶる」ということです。「子どもたちの心にゆさぶりをかける」と、先生はおっしゃっていました。授業の中で当たり前に過ぎていくのではなく、「本当にそうなるのか?」「それだけで本当に変わると思うか?」と問いかけていました。私自身、道徳ではよい子になろうとしてしまっていた記憶があります。しかし、「本当にそうだと思うか?」と問われると、簡単に「はい」とは言えません。今回の教材の中でも、「約束破ったくらいで、本当に人間は泣くと思うか?」というゆさぶりに対して、考えることでより深く主人公の気持ちを考えることができたと思います。私も、子どもの心にゆさぶりをかけられるような深い質問を、道徳の授業の中で行えるように、努力したいと思いました。

 2つ目は、「全員で」ということです。道徳的価値や主人公の気持ちの葛藤を、学級全体で捉えていくということを学びました。例えば「思いやりとは何か」という発問に対して、教師側から当てていくことで全員が自分のこととして、考えるようになるということです。学級で1つになって道徳をする中でも、全員の心にせまる大切さを学びました。また、範読の時にも難しい部分を繰り返し読んだり、質問をしたりすることで、文章を読むのが苦手な子どもも理解ができ、全員で考えていけることも学びました。

 最後に、勉強会の後にも、先生方が学校内を案内してくださり、小中一貫校の校舎や教室内掲示などを見させていただきました。目が点になってしまうものばかりで、とても勉強になりました。2学期直前でお忙しい中、勉強会に参加させていただき、ありがとうございました。(白井)
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