小牧市立味岡小学校 飛び込み授業に参加して (江口)

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 味岡小学校に行き、玉置先生と和田先生の授業を見させていただきました。まず、和田先生から子どもの意見や先生の発問を聞いたままに全てメモをするということを教えていただきました。私自身教育実習において、なんとなく重要だなと思ったことや聞き取れなかった部分をいい方向に修正してメモをしてしまっていたためとても反省しました。


 和田先生のお話を聞いた後玉置先生の道徳の授業を2つ見ました。
 共通点は、二つの絵から想像させて授業を組み立てていたところです。二つの絵からどのような変化が起きたかを考えました。表情を読み取るということで、誰もが答えることができ、全員参加の授業となっていました。また、本文を配らず、範読をするため児童が集中して話を聞いていました。

 深めの発問では、玉置先生に対して、違う!と抗議をしていたのがとても印象的です。一人一人が考えているからこそ起きた状況で、自分ならどうするか、どう考えるかに踏み込んでいました。やはり、国語の授業とは異なり「自分なら」と考えるからこそ面白い道徳の授業になると感じました。私自身、実習において、深めの発問をしてもみんな本文から答えを探そうとしていたので、国語の授業になってしまっていたなと思います。


 和田先生の算数の授業も見させていただきました。おはじきの個数を数えるということで、子どもたちがいくつかのかたまりに分けて、どうしたら簡単に数えることができるかをやっていきました。どうかたまりを作るかよりも、考え方が同じかということに重きを置いていました。丸のつけ方が違っても同じ考え方の仲間を見つけるということで子どもたちが、楽しそうに教室内を回っていました。

 私自身この行動について、授業後に質問をさせていただきました。目的をもたせ、前後に質問したことが変わらないようにするということを学びました。一人一人が目的意識を持つことで、無駄話などすることなく、学ぼうとする姿勢を作ることができると分かりました。

 和田先生のお話の中で、高のレベルの子どもたちが退屈にならないような工夫をされていることが印象的です。低のレベルの子に対して、文句や不満が出ないように、最後に難しい問題を出したり、感想を書く際も制限をつけたりと、どの子も一つの授業で学ぶことができた!と感じることが大切だと改めて感じました。

 今回のセミナーに参加して本当によかったです。これからも先生方の授業作りを見て、多くのことを吸収したいと思います。 (江口)
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