小学校実習の振り返り(松田)

画像1
 こんにちは。3期生の松田です。
 先日、小学校実習特講で小学校実習の振り返りを行いました。特講の担当の先生は玉置先生で、「学級での学び」「授業実践での学び」「教師の仕事としての学び」と3つのテーマで小学校実習を振り返りました。そこで振り返ったことを書きます。
 

 まず「学級での学び」は子ども同士で注意し合うことができたり、認め合うことができていたりしたことです。私が配属された学年は4年生でした。4年生で特に認め合うことができることに驚きました。注意はやっていなければそのことが目に付くので比較的簡単なことであると思いますが、認め合うことはその人をよく見ていないとできないことであると思うからです。クラスでは帰りの会で班の中の1人が班員の良かったところを全体に発表する時間があり、具体的に褒め合う姿を見ました。発表の後はみんなで拍手をし、とても良い時間であると感じました。

 次に「授業実践での学び」では、その授業でどんな子どもの姿を願うのかを明確にし、そのために必要な教材を準備するということを学びました。これは初めて授業を行う際に担任の先生から指導して頂いたことで、それは国語の授業でコンピュータを使って調べ学習をするという授業でした。コンピュータで調べたことから大事なことを抜き出してメモをするというねらいで行いました。私はそのねらいを達成できるようにサイトに書いてあるままを書き写したメモと抜き出して書いたメモの2つを準備し、子どもに比較をさせ、課題を提示しました。それまで教材は分かりやすくするためだけのものであると思っていましたが、ねらいを達成できるようにするためのものであるというように、つながっているということを学びました。

 最後に「教員の仕事としての学び」では、その子が力を発揮できるように導いてあげるということを学びました。先生は今後リーダーになりそうな子、なってほしい子に何か役割を任せたり、苦手なことに取り組むことができるようにペアを考えたりしていて、教師が意図を持ってその子を導いてあげるということを学びました。また、実習中は職員会議や学年会に参加させて頂き、今まで目にすることのなかった教師の部分を一部ではありますが見ることができました。学年会ではクラスの出来事を共有し、職員会議では学年の出来事を共有し、学校はチームとして動いているということを学びました。


 特講では他の人の振り返りを聞くことで更に学ぶことや、玉置先生の「配属された学級は機能していたか。」や「授業時に意図的指名をしたか。」という問いに対し、実習を思い出し更に振り返りをすることができました。実習を終えて、今の自分にできること、足りないことを明確にし、中学校実習に向けて準備をしたいです。(松田)

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31