タイ旅行記第一弾(岩田)

 こんにちは。肌寒い毎日が続くなと思っていたら、昨日は日中の気温が30度まで上がり、夏のような気候でしたね。こんな日々が続くと服装に困ってしまいますね。さて、今日は先日タイに行ってきた、その時の話を記事にしていきたいと思います。


 2017年10月5日から9日までタイ王国に行ってきました。実は、この旅行実習を終えた大学3年生の秋に決定しました。かねてからの念願のタイ旅行、とても楽しみに出かけました。しかし、現在のタイは一般的に雨季であると言われています。長時間ではないものの、スコールのような雨が一時的に降り続けると聞いていました。わたしたちも雨季であることは知っていましたが、時期を選んでいられない!と雨が降らないことを願って向かいました。タイまでは中部国際空港から5時間ほどで行くことが出来ます。タイの季節は冬だそうですが、湿度が高く蒸し暑かったです。


 1日目はタイの王宮巡りをしました。タイの街に出てとても驚いたことは、国王が国民にとってとてつもなく偉大な存在であるということです。昨年2016年10月、プミポン国王(ラーマ9世)が88歳で崩御されました。1年たった今でも街には国王の肖像画が至るところに飾ってあります。国王崩御の為、王宮の一部は閉館していたり、観光できない場所もたくさんありました。外務省から、タイ旅行者に向けて国王1周期の為、人が集まるところではクーデターが起きる恐れもあるので注意するようにというメールも届きました。タイの人々を見ていても、祭壇に向かって手を合わせる姿を多く見ました。仏教への信仰、国王崇拝がわたしたち日本国民と大きな差があることを実感しました。現地の方に聞いたところ、タイでは国民の85パーセントが仏教信仰であり、毎日朝晩お祈りをするそうです。「日本人も多くは仏教でしょ。」と言われましたが、本当に仏教なのか、仏教信仰と言って良いものなのかとても考えました。


 同じアジアであっても、文化の違いは人々の思想や、考え方、また生き方でさえも変えてしまうのだなと思いました。もし、わたしがタイ人として生まれていたのなら、今の普通も普通でなくなり、王室を崇拝するそんな文化が普通のことであったのだと思うと、世界は広くてまだまだ知らないことがたくさんあるなと思います。当たり前に言われていることかもしれませんが、自分の目で確かめることが出来たということは、私にとっての一番の収穫です。(岩田)
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