10月17日2期生ゼミ記録(百瀬)

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10月17日4限に模擬授業を行った記録を書きます。
内容は小学校3年生わり算の第1時です。

私は実習の担当が5年生で5年生を対象としてでしか授業をしたことがありません。実習期間に3年生の授業を見る機会があり、その時に感じたことは、こんなにも細かく指示をしなければならないのか(ノートを開きます、プリントを受け取ったらまず名前を書きます、鉛筆を置きますなど)という驚きと、先生の話し方の丁寧さ(ゆっくり話すことやこれからやる事の確認など)でした。なので、内容に加え話し方などを3年生が対象ということを意識してやってみたいと思い、この単元を行いました。
しかし、3年生ということが意識しきれていなかったことがゼミ生の意見から浮き彫りになりました。

内容については、「半具体物の操作活動」を通して学習することで、子どもがイメージしやすくなることと、第1時だからこそ子どもが興味を持てるような授業にしたいという願いをもって授業をしました。

いくつかアドバイスを受けた中で、特に自分に不足していたと感じた2つについて書きます。


○対象学年を考える
・3人の子に飴を分ける問題で、登場する子をAさんBさんCさんとしてしまった。アルファベットは3年生には親しみがないため、架空の名前を使うなどの工夫をする必要があった。

・石川くんがペンを積み上げて遊ぶ子ども役をやってくれた。私は気づくのが遅かったと思う。3年生であれば、話を聞かせたい時には筆箱をしまわせたり、必要なものを必要な時に机の上に出すような指示が必要だと感じた。また、机間指導の順序をうまく取り組めていない石川くんから回っていくべきであったのに逆側から回ってしまったとやっていて反省した。


○教材研究の仕方
・私は教材研究の仕方として今回初めての三年生の授業を行うということもあり、1、2年生の教科書の内容の把握してから、本単元の教科書と指導書を研究した。そこで、1年生のうちから「おなじかず」という単元でわり算やかけ算を意識した授業が行われていることを知り、既習事項をきちんとら捉えることが大事だと感じた。

・玉置先生から、教科書のある部分の絵はどんな意味を持って載せせているかと問われた。私はその絵を子どもの考え方を提示しているとしか捉えられていなかった。しかし、注目すべき所は、絵があとに続くように描かれていることで、「まだあるから分けよう」といったわり算の本質が捉えられていた。


最後に、玉置先生が実際に同じ部分の授業をされたことがあるという話を聞き、その時の導入方法を教えていただきました。導入1つとっても様々な工夫ができるとわかりました。1人では考えられるパターンは限られるため、模擬授業をやり、先生やゼミ生に指導して貰える機会があることに感謝したいなと思いました。来週、ゼミ以外の場ではありますが、模擬授業をする機会があるため、今回ゼミ生や玉置先生に貰ったアドバイスをきちんと取り入れ、改善した授業を実践しつつ学んでいきたいと思います。
ありがとうございました。(百瀬)
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