11月1日小牧市立味岡小学校での玉置先生飛び込み授業に参加して(白井)

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 11月1日(水)小牧市立味岡小学校にて、玉置先生による飛び込み授業を参観させていただきました。授業は、小学校5年生のへの「17段目の秘密」という算数授業でした。私自身も、子どもたちと一緒に答えを探しながら、夢中になっていました。子どもたちの学びへ向かう姿勢の素晴らしさや、玉置先生の1つ1つの言葉などから、深い学びが生まれた授業で、学ぶことがたくさんありました。そのうち、2つについて書きたいと思います。


 1つ目は、子どもたちの言葉、1つ1つを見逃さないということです。今回の授業が始まる前に、玉置先生が「17段目の秘密」と板書した時に、「かけ算がかくれている。」と言った子がいました。先生は、その意見を黒板の隅にメモしていました。その男の子は、なんとなくつぶやいた言葉でしたが、最終的には、本当に「7×2段目の数=17段目の数」というかけ算の言葉の式が成り立つことが分かり、先生は、その子を「すごいな!」と価値付けされていました。子どもたちからも驚きの表情が見られ、その子は少し照れながらも嬉しそうにしていました。他にも、「えー。」「やだー。」といった言葉まで、メモをしていて、その様子を見た子どもたちは、自然に感じたことをつぶやく子が多くなっていきました。

 2つ目は、グループ活動の活かし方です。今回は、いくつか出た仮説が成り立つというためには、何パターンかの数字を当てはめて、グループで確認する時に、自分たちで作業の分担をしていました。先生も、分担してやることを指示しており、グループが終わった後に、どのように分担したかの工夫をあるグループに再現するように促されていました。グループ活動といえば、話し合いをイメージしますが、こういった「分担」するグループ活動も、子どもたち自らで問題を解決する力を養う大切な要素だと感じました。


 この授業の中で、友達と話し合いにがら、試行錯誤している子どもたちや、「わかった!」と笑顔になる子どもたちの様子を見ることができました。時には、子どもたちの発言に「なるほど!」と感じる場面も多くあり、どの子も学びに向き合っていている姿でした。私も、今日学んだことを生かして、子どもたちが、自然と学びに向かいたくなるような授業を目指したいと思いました。そのために、これからも学んでいきたいと思います。

 最後に味岡小学校の先生方や玉置先生、たくさんの学びを得る機会をいただき、ありがとうございました。(白井)



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