国語科授業の振り返り(岩田)

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 こんにちは。12月に入りました。2017年も残り1ヶ月になりました。時の流れははやいですね。さて今日は、先日小学校で行いました、小学校5年生の国語科の授業の振り返りをしたいと思います。


 単元は同音異義語でした。「熱い」「厚い」「暑い」を適切な文章でつなぐことが出来るのかということで、導入部分から子どもたちがまず、漢字に興味を持ってくれるように意識して行いました。その後はプリント学習を辞書を使って進めていくという流れでした。

 全体を通して、今回の私の反省点は、「時間」です。前回の算数の授業の時、ある部分に時間をかけすぎてしまい、最後のまとめの時に「各自で復習をしておくこと。」という台詞で終わってしまいました。よく考えてみれば、小学生が自分で復習をすることなどないと思いました。家に帰ってから、復習としてその日のノートを開く子が何人いるのかと考えたとき、各自での復習は無意味であると感じ、今回は中途半端で終わらせないということを意識的に行うことを心がけていくつもりでした。

 導入にもあまり時間をかけることなく、スムーズに教科書に入ることが出来ました。しかし、その後のプリント学習で自分が想像していたよりも、はっきりと個人差がでてきてしまいました。そこで私がいけなかったのは、時間を区切らなかったことです。時間を区切ることで、教師にやらせられている感覚になるのではないかと感じ、時間を区切らず、子どもたち自身の主体性に任せることにしました。しかし、それは思ったよりも難しく、すらすらと解き進められる子もいれば、全く解こうともしてくれない子もいました。その度に私は、机間指導として声かけを行いましたが、子どもたちの中に「今、何をする時間なんだろう。」という意識が生まれてしまいました。


 授業後の反省で先生にご指導いただきましたが、「言うときは言う」ということが大切であると感じました。「5分で解こう」「答えは○○」「覚えよう」など教えるべきことは教えなくてはならないのだと実感しました。話し過ぎる教師になってはいけないと思うあまり、伝えなくてはならないことまで落ちていた気がしました。


 授業をする度に、反省点ばかりで「またできなかった。」「次はこうしよう。」などその時思うことや感じることはたくさんありますが、実行することはとても難しく思います。単純なことかもしれませんが、それを当たり前にするにはまだ時間がかかりそうです。授業の機会を与えてくださってありがとうございました。(岩田)

 

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