12月5日知立市立平成小学校の勉強会に参加して(吉田)

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12月5日に知立市立平成小学校へ行かせていただきました。講演内容は「新学習指導要領を踏まえた授業力アップ」です。私はこの演題を多く聞かせていただくことが多いのですが、学ぶことは多く、書くことが尽きません。今回は2つの学びに絞って、書かせていただきます。

1つ目は「主体的」「対話的」「深い学び」を生み出すための授業にするための手立てです。
新学習指導要領のキーワードとして「主体的・対話的で深い学び」が挙げられています。玉置先生は授業改善として講演をされている中で「授業以外でもこの環境を整える必要があるのかもしれない」と考えました。例えば「主体的」であれば「指示されてする学習ではなく、選択する機会を授業で設け、意欲的にする」と講演会で話されていたと思います。それは学級の係活動においても「指示されて行うのではなく、『みんなが過ごしやすくするためには』と問い、子供が選択する」という活動があったら、よりよい学級環境で主体的な授業を行えると思いました。他の2つのキーワードに関してもこのことがいえると思います。授業だけで「主体的・対話的で深い学び」を目指すのではなく、学級経営においても意識して取り組むことも必要なのかもしれません。

2つ目は出力をすることで学ぶという再認識です。
私は9月から多くの講演会に参加させていただいています。それは「少しでも多くゼミで学び、4月をスタートしたい」という想いがあるからです。そんな私に帰り際、3期生の菱川君が「『エレベータートーク』って何ですか?」と質問してくれました。今回の講演では時間の関係で話されていない内容です。「エレベータートーク」とは「今日の授業の中で学んだことを何も見ずに30秒でペアの相手に伝える」という活動を行い、「授業の最後に表現させ、定着を図るため」等の目的で使われる玉置先生の授業技術です。私は何度も聞いていたのですが、「何も見ない」という大切な要素を彼に伝え忘れていました。彼が質問してくれて、話をしたからこそ気付くことができた学びだと思います。今後はより1つ1つのことにこだわって学びたいと思います。

お忙しい中、参加をさせていただきました。本当にありがとうございました(吉田)

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