中学校実習で学んだこと(松田)

 先日、中学校実習の事後指導がありました。1か月前は研究授業に向けて準備をしていたときであったと思い返すと、もう1か月たったのかという気持ちです。
 
 中学校実習では大きく2つのことを学びました。1つ目は、教師の思いはダイレクトに子どもたちに伝わるということです。朝の会と帰りの会では担任の先生に代わり、生徒に話をする時間を頂きました。中学生はどんなことに興味があるのか、どんなことを話したら関心を持って聞いてくれるのか、毎日本当に悩みました。始めは「こんな話でいいのか。」と思いながら話していました。先生からはその迷いや自信のなさが生徒に伝わってしまい、「先生、大丈夫かな?」と生徒も不安になってしまうということを指導して頂きました。そして生徒が関心を持って聞ける話をすることも大切だが、自分が話したいことを話すことも大切ということを教えて頂きました。そう言って頂き、自分の話したいことを話そう、自信を持って話そうと心掛けるようになりました。私が楽しく話せば生徒も笑うし、真剣に話せばじっと私を見て話を聞いてくれたので、生徒は教師をよく見ていてどんなことを思っているのか感じ取れるということを学びました。

 2つ目は、こだわりを持つということです。授業を参観させて頂く中で全員挙手、生徒との英語でのやり取り、仲間での教え合い、どうしてそう読み取れるかを考えることなど、先生のこだわりをたくさん見ました。指導教諭以外の先生の授業も何度も参観させて頂き、先生によってこだわる部分が違うことも学びました。しかしいざ自分が授業をするとなるとこだわりが見えない授業になってしまい、最後まで納得できる授業をすることができませんでした。私はよく人に流されてしまう性格で、特にこだわりを持って物事に取り組むことが今まで無かった気がします。この実習を経て、これからはこだわりを持って物事に取り組みたいと思いました。

 昨日、サークルの活動先で違う用事で来ていた生徒に偶然会い、ほんの少しでしたが話をすることができました。生徒から声を掛けられ驚きましたが、覚えていてくれたことがとても嬉しかったです。

 小学校、中学校共に充実した教育実習でした。無事実習を終えることができたことに感謝して、試験に向けて頑張りたいと思います。(松田)

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