12月12日2期生ゼミでの模擬授業を行って(吉田)

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12月12日に行われたゼミにて模擬授業を行いました。その振り返りを記事にさせていただきます。
【教科・教材】
道徳:「ともだちだもんな、ぼくら」(信頼・友情) 小学校2年生

【今回の授業での目標】
・勉強会で多く見てきた「低学年道徳」を行うことで、自身の学びを生かし、課題を明確 化する。
・道徳がしっかりと行える先生なるための学びをできる教材研究と授業にする。
・玉置流道徳を行い、先生のもとで学んだ成果を私自身が感じ、次につなげる。

【良かった点】
導入)
玉置流の導入は短く行うこと、想像することに価値づける工夫を行えた。
範読)
子供がより想像しやすい話し方・表現を用いることができた。
教材名の提示)
事前に提示せず、後で「ともだちだもんな、ぼくら」と書くことで教材を通して友達について考える工夫を行えた。
○×法活用)
意見をはっきりとさせ、その後話し合い、価値づけてから全体交流という流れを活用ができた。(話し合う内容は良くなかった…)

【反省点・学び】
・低学年という実態の把握
 低学年で実習を行ったゼミ生から教えていただいたことです。私の今回の授業はしーんとした中で同じリズムで授業が展開しました。しかし、それでは子供たちは取り組めないと教えていただきました。「声に抑揚をつける」「ジェスチャーを入れて大きく見せる」「表情をつけて、授業を行う」といった工夫を取り入れることでより子供が参加しやすくなると助言をいただきました。いい学びができました。

・範読への考え方
 私は今回の範読時にイラストを出さずに進めていました。それでは低学年の子供にとって想像しにくい内容となってしまいます。イラストを提示しながら読むことなどをによってイメージしながら子供が聞け、内容をより理解して考えることができます。また、イラストを使うことによって話し合う内容の焦点化にもつながると教えていただきました。
範読を通して子供たちがこの物語に対して想像しながら、イメージを膨らませ、物語が子供の中で完成されるような時間を形成できるように今後はしていきたいです。

・発問がわかりにくい
 まず、「一時一示」の原則を行えていませんでした。私は一気に3つの指示を出し、子供たちが困惑してしまうことを行ってしまいました。また、その指示が明確ではありませんでした。「どんなことがあって、どんな気持ちになった」というのは2年生には厳しいです。
イラストを見せながら出来事を思い出す、このとき誰がどんな気持ちだったのかということを明確に、わかりやすく伝えていくことが必要でした。自身の言葉をより理解して使えるように鍛えていきたいです。

・子供に考えさせたいことのズレ
 今回の道徳では「葛藤」に子供が目を向ける時間がとられていませんでした。「悪いことをして逃げる」という部分を強調し、「だけど、かみなりおじいさんの家に戻った」という事実を確認し、「どうしてこんなに変化したんだろう」ということをしっかり考えてなければ、共感をしながら授業を行えず、深めな発問で学習を深めることができません。教材のどこでどんなことを考えるのか、どういう思考を子供が抱くのかということをより考え教材研究することの大切さを学びました。

・落書きをしている子供役への対応
 今回、牧野さんが「落書きを続ける子供」という名演技をしながら、授業を受けてくれました。その子への対応時に「叱る」ことしか思いつかず、授業の雰囲気を壊したくないと考え、適した対応を行えませんでした。様々な子供が学校にはいます。その子に則した対応をよりできるよう日々研究していこうと思います。


授業をやるからこそ、仲間がいるからこそ学べる有意義な時間でした。「板書」「書き順」「話し方」「授業構成」など課題は山積みですが、下を向いてる暇はありません。4月から先生として働く覚悟を持って、今後生活したいと思います。

最後になりましたが、授業をわざわざ見てくれた3期生の嶋藤さん、早川君・4期生の安部さん、本当にありがとうございました。また来てください。

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