11月30日 岡崎市立形埜小学校 算数科授業研究会に参加して(白井)

画像1
11月30日、岡崎市立形埜小学校において、算数科授業研究会に参加させていただきました。玉置先生による師範授業や落語教室、有馬先生による研究授業、研究協議会まで盛りだくさんの1日を過ごさせていただきました。
その中でも、玉置先生と有馬先生の算数授業について、学んだことをまとめます。2つの算数授業を参観させていただいて、どちらも印象に残っているのは課題を解こうと一生懸命に考え、試行錯誤する子どもたちの姿です。このような姿を生み出せる教師に、わたしもなりたいと強く感じました。

○玉置先生 師範授業
授業の時、玉置先生は「先生は、次何て言うと思う?」と子どもたちに問いかけられていた。それに子どもたちから「2で作る!」という元気な声が返ってきていました。
私は、この様子を見て子どもたちに次の活動を問いかけることで、課題に向かう姿につながるのだなと感じた。教師が「次は2を入れてみよう」と言ってしまえば簡単であるが、言われたからやるという活動になってしまうが、子どもたちの「2で作る!」という言葉を出発点にすることで、そこに何か子どもたちの考えがある活動になると思いました。自分たちで課題に向かっていることが実感できる活動になって、より意欲的に課題解決を目指せると思いました。私も次に何をしたら良いかを子どもたちに問いかけて、「主体的に」課題解決を促したいと感じました。

○有馬先生 研究授業
算数日記というものを毎授業書かれていることを知り、興味を持ちました。1時間の授業で課題解決をする過程を振り返り、次の授業のはじめに発表をしていました。子どもたちの日記はただ書くだけの活動ではなく、授業でどのようなポイントで解いたかまで詳しく書かれており、中でも素直に問題が解けなかったことを「悔しい」と書いている子が、授業のはじめに発表をしていて、興味を持ちました。その子は、次は解けるように工夫したいと書かれていて、前時の解けなかったことを生かして本時には解けるようになっていました。子どもたち1人ひとりが「悔しい」という感情を持つほどの課題に向かう姿を見ることができ、その感情を引き出すには、算数日記を書いて自分を振り返ることを通して実感できるものであると感じました。
子どもたちの様子を見て、私自身も「書くことによって学ぶ」を負けずに行っていかなければ!と感じました。

最後に、岡崎市立形埜小学校の子どもたちと休みの時間一輪車をするなど関わる機会も多くあり、私自身も次の日筋肉痛になりながらも多くのことを学んで、楽しく充実した1日となりました。岡崎市立形埜小学校の先生方、玉置先生、ありがとうございました。

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31