稲沢市立稲沢中学校の向さんとの道徳授業に参加して(菱川、嶋藤)

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 こんにちは。3期生の菱川です。稲沢市立稲沢中学校で開催された向宇希さんと玉置先生の命の授業に参加させていただきました。

 さて、まず玉置先生の語りがほんといつも思うのですが素晴らしかったです。見事生徒の心を掴み興味を抱かせていました。そして入力より出力の方が良いということを改めて感じることができました。そして今回は小児がんを経験した向宇希さんの道徳の授業を聞かせていただきました。まず驚いたのが日本人の2人に1人の大人がガンになるということです。すごく驚きました。自分はかからないと思っていたらダメなのだなと感じさせられました。

 そして、子ども達の主体的に発言する姿に対して実際に向さんの実体験を聞いたからこそなんだなと感じました。今日は生徒達は普段生活するだけでは考えることがほとんどないようなことを自分に置き換えてたくさん考えていて良い経験をしていていいなと思いました。そして向さんの最後におっしゃっていた好きなことを続けることを僕も忘れないようにしたいです。今日はありがとうございました。(菱川)


 こんにちは。3期生の嶋藤です。12月20日に私は稲沢市立稲沢中学校で中学1年・2年対象に行われた、向宇希さん(小児がん経験者)と玉置先生の道徳の授業を見てきました。

 まず、「その道徳の授業を始める前に中学生を和ませたいからアイスブレーキングをやってくれ」と中学校に行ってから玉置先生にいきなり頼まれ、「えええええ、聞いてないよ〜(汗)」と思ったのが始まりでした。(笑)しかし、私はレクリエーション研究会というサークルに入っていたので、その経験を生かし、5分でできるアイスブレーキングを考えることができました。サークルでいろいろレクリエーションを学んでいて本当に良かったなと思った瞬間でした。

 というのはさておき、今回の道徳の授業で学んだことを記事に書きたいと思います。道徳の授業を始める前に玉置先生が入力より出力した方が脳のパフォーマンスは良いという話をされていて、こういう話をすることで生徒たちがたくさん発言してくれるのだと感じ、とても勉強になりました。

 今回の道徳の授業は、小児がんを経験している向宇希(むかいひろき)さんにお越しいただいて、実体験に基づいた命の授業でした。現在、大人では2人に1人は発病するという「がん」について取り上げることで、他人事ではなく、自分たちにも起こりうるものだと捉えることができ、より深く考えることができたと思いました。病気になったことで学校に行けるようになってもいじめられたという過去を語ってくださった向さんの気持ちについて考えたり、いじめられてもなぜ学校は休まなかったのか考えたりし、主体的に生徒たちは考えることができていたと思いました。玉置先生の脳の話の効果もばっちりで、たくさん発言していて、対話的でもあると感じました。

 最後の向さんの「好きなこと、楽しいこと、生きることを続ける」という言葉が生徒たちの心に刺さったと思います。好きなこととか楽しいこととかがなくても、生きることだけ続けていればいい。という言葉、そういう言葉は小児がんを経験した方が言うからこそ重みがあって生徒たちの心に届くと感じました。今回のように実体験を語ってくださる方を呼んで行う授業は重みがあり、命についてしっかり考えることができ、とても良いものだと感じました。たくさん学ばせていただきました。ありがとうございました。(嶋藤)
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