12月12日 2期生の模擬授業に参加して(嶋藤)

こんにちは。3期生の嶋藤です。12月12日2期生のゼミの模擬授業に参加させていただいたことについて記事に書きたいと思います。

今回の模擬授業の担当は石川さんと吉田さんでした。石川さんは社会で6年生の「巨大古墳と豪族」という単元で、吉田さんは道徳で2年生の「ともだちやもんな、ぼくら」という教材で授業をしていました。

石川さんの社会の授業で学んだことは、はじめの大仙古墳の写真提示で気づいたことを発表させるときに古墳と言わせなくても自由な発想を受け入れてあげることです。古墳という言葉はまだ知らない時なので既習したことなのかまだ習っていないことなのかしっかりと教材研究しておくことが大切だと感じました。

また、課題提示の前に「この墓は、仁徳家の墓か?それとも、仁徳天皇の墓か?」という質問をして、「実は仁徳天皇だけの墓なのです。」と資料を見て答えをさらっと言い、課題で「たった一人のためにどうして大きなお墓(大仙古墳)を作ったのだろう。」としてしまうと、仁徳家の墓と答えた子どもたちが納得いかなかったり、間違えることに関していけないことだと感じてしまったりするという意見が出ました。間違えてしまった子へのフォロー、間違えてもそういう考えができたことへの価値付けをしてあげることがとても大切だと感じました。

吉田さんの道徳では、まず範読の上手さに驚きました。そしてタイトルをあえて授業のはじめに書かずに、読んでいく中で「ともだちやもんな、ぼくら」という台詞が出てきた時に黒板に書くという方法をとっていて、タイトルが強調されてとてもよい方法だなと感じました。

また、黒板に絵を描いてどういう状況になっているかを確認していたところが、2年生に対する対応でとても勉強になりました。他にも紙芝居のようにしたり、ペープサートでやっていったりすることも対応としてよいという意見が出ていました。他には「どんなことがあって、どんな気持ちになったか?」という発問はとても難しかったと感じました。もっと考えやすい発問にすることが大切だと思いました。

社会も道徳もどういった授業にしたらよいのかということをゼミのみんなで話し合って高めていた2期生の先輩方を見て、とてもハイレベルだと感じました。来年は私も先輩方のようにハイレベルな話し合いができるように、もっと授業技術を身につけていきたいと思います。

最後に。突然2期生のゼミにお邪魔してしまい、申し訳ありませんでした!(笑)
とても為になる時間でした。先輩方のように高め合える3期生になっていきたいと思います。ありがとうございました。(嶋藤)
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