「教育の力」を読んで(中澤)

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 この本を読んで大きく、『文章の組み立て』と『教育の捉え方』に私は意見を持った。

 まず、文章の組み立てについて記す。私はこの本を読み終わったときに、文章の組み立てが美しいと感じた。各章ごとに、課題提示・提示した理由・課題に対する筆者の簡潔な結論・結論の説明と起承転結がはっきりと記されていた。また、章と章の繋ぎに関して、『はじめに』や本文の中で、各章で何をどの順番で論じていくのかを示していた。そのため私は、混乱することなく内容を追うことができた。組み立てについて参考にしていきたい。

 次に、教育の捉え方について記す。この本では教育を、『全ての子どもに自由の相互承認の感度を育み、自由になるための教養を育むこと』と捉え、学力とは、常に学んでいく力と捉えていた。私は、これらの概念は、子どもが生涯明るく生きていくことは勿論、1日1日を他者も自分も無意識に気持ちよく生活できるような人格の形成を念頭に置いていると考えた。この本に書かれたことは繰り返し読む必要があると私は感じた。(中澤)
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