12月20日 稲沢市立稲沢中学校「いのちの授業」に参加して(岡田、丹羽、山下)

画像1
画像2
画像3
 こんにちは。先日稲沢市立稲沢中学校で行われた「いのちの授業」から3期生の岡田、丹羽、山下が学んだことを書かせて頂きます。

 今回は中学生に向けての「いのちの授業」でしたが、私たち大学生も十分考えさせられるような内容でした。

 向宇希さんのこれまでの人生を振り返りながら、病気について、いじめについて、いのちについて向き合いました。当時の向さんのことを考えるだけで、また、自分だったらと考えるだけで非常に苦しい気持ちが込み上げてきました。だからこそ、そんな向さんの言葉だからこそ、最後にお話された「どんなことでもいいから何かを続けてほしい」というものが、非常に深く刺さりました。それは、私だけではありませんでした。最後にエレベータートークを行ったのですが、ある生徒は向さんの話を聞いて自分と照らし合わせ、今後の自分の在り方について語っていました。

 「いのちの授業」とは、とても深く、重要なことでありながら、とても難しいものだと思います。生徒の心に深く刺さるような授業を観させて頂けたことが、私にとって今回貴重な経験となりました。(岡田)


 私は今回のセミナーに参加させていただいて、学んだことを2つ記したいと思います。1つ目は授業面です。

 導入でのアイスブレーキングや、プリントの隅に丸をつけさせる活動、隣同士での交流など全員参加出来るような工夫が随所に入れられており、教師の一言で生徒の反応が変わり、思ったことや考えたことを言いやすい雰囲気が作られているように感じました。また、短い時間で相手に自分の思ってることを話すエレベータートークを効果的に授業の最後に持ってくることで授業の締まりが良くなることを学びました。

 2つ目は向さんの「夢は無理に持たなくてもいい。何か一つでいいから続けることが大切だ。」という重みのあるメッセージから私は飽き性で物事を続けることが得意ではないのですが、やっぱり自分の興味のあること、関心を持ったことに積極的に取り組んで何があっても諦めずに努力することが大切なのだと学びました。

 最後に、生徒たちの合唱を聴かせて頂き、学校の暖かさや、生徒たちのよりよく生きるための決意が伝わってきたように感じます。これから面接練習が始まりますが、私自身も教師になりたいという決意を熱く語れるように自分を出していきたいです。本日はありがとうございました。(丹羽)


 こんにちは、3期生の山下です。12月20日に稲沢中学校で行われた命の授業を見て学んだことを記事にしたいと思います。

 この日の授業は向宇希さんという小児がんを経験された方をお招きして体験談を交えながら命の大切さについて考えるという内容でした。玉置先生が実際に子供に向かって授業をしている姿を見るのは初めてで授業の進め方や指名の仕方など授業技術もとても勉強になりました。

 特に発言を繋いでいく指名は生徒たちが答えやすく授業に活気が出ていたように思います。命について考えるというのは普段あまりしないことだし難しいと思いますが、隣同士で交流したり紙の端に◯や×をつけることにより全員が自分の意見を持って参加することができていました。自分の辛かった経験を話すことは勇気のいることだしなかなかできないと思います。

 しかし、向さんが話してくださったおかげで子どもたちもがんを身近なこととして捉え、命の大切さや周りの人たちに感謝の気持ちを忘れないことなどを学べたと思います。また、向さんのすごいところは自分が感じた「病院はつまらない」ということから自分と同じ思いをしている子どもたちのための職業についたことです。病気を克服し幼い頃からの夢を叶えた向さんの「1つのことを続けてほしい」という言葉は子どもたちだけでなく私の心にも響きました。授業を見ながら自分も命について考える良い機会をいただきました。ありがとうござました。(山下)
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31