「教育の力」を読んで(加藤諒)

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 こんにちは。4期生の加藤諒太です。写真は成人式のものです。小学校以来会っていなかった友達もおり、とても楽しい時間を過ごすことができました。思い出話は絶えることなく、やはり幼馴染や小学校の友達は大切にするべきだなと思いました。

 では、本題に入ります。私が「教育の力」を読んで感じたことは、教育の目的の大切さです。そこで、教育の目的、そのためにどうするのかに焦点を当てて書きたいと思います。

 今は日々の技術革新などによって移り行く時代であり教育も時代に合わせて移り行くものであると私は考えます。だからこそ公教育が一つの目標を掲げ、「今、どんな力を育てるべきなのか」ということと向き合って行くべきだと考えます。

 著者は今育てる力は自由の相互承認の土台となる生きるための力だと述べ、そのためにはどうあるべきかということを述べています。著者が述べている自由の相互承認とはお互いがどれだけ自由に生きられるかを妥協し合うということであり、私はそのために必要な力は、「自ら考える力」に加え「我慢する力」であると考えます。

 そして、個別化教育による自主的な学びにより「自ら考える力」は養われるのではないかと考えます。自ら学びたいと思うことはよく考えるし、新たな学習意欲を呼び起こします。そして自分の目標を見つけ、何をしたらそれを達成できるかということを考えるようになると私は考えます。一方、「我慢する力」はある程度の制限された環境が必要です。

 この力は集団の中でしか養われないものであり、その点でも協同化が必要であると考えます。よって本の中にも述べられているように個別化と協同化を同時に進めて行くことが大切であると考えます。

 この本を読んで自分の考えの狭さを知ると同時に、広く考えることの大切さを知りました。自分はまだまだ勉強不足で学び続けて行くことが必要だと思います。生徒を指導し、成長させるのが教師なのではなく、生徒とともに教師も学び成長していくのが教師だと思いました。そして、日々移り行く時代や社会から求められているのは広い視野や柔軟性を持った教師なのではないのではないか、と思いました。(加藤諒)
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