「教育の力」を読んで(関口)

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 はじめまして。玉置ゼミ4期生の関口 香葉(せきぐちこのは)です。今回は自己紹介と「教育の力」という苫野一徳さんの本を読んで感じたことを書きたいと思います。

 まずは自己紹介です。私は教育学部2年生で国語専修に所属しています。怒涛の高校生活の中で「ちーかま」というあだ名が定着し、よくそのあだ名で呼ばれています。特技は上手に転ぶことで成人式でも転びました。写真はその時の写真です。6つ上の姉と6つ下の弟がおり、記事にもまた書くと思います。ゼミの活動初めての参加となる1月30日に20歳の誕生日を迎えるため、大人としての一歩をゼミの活動とともに踏み出したいです。

 次に「教育の力」にある公教育の本質について自分の経験から共感し考えたことを書きます。

 久しぶりに家に帰ると母親が弟に対して「勉強しなさい」と怒り言い合いをしていました。私はそこで間に入り、弟に対して「嫌味ではなく将来就きたい職業に就けるよう願い、心配して言ってくれているのだ」と両親の気持ちを伝えました。

 しかし私も将来の夢が決まる前は勉強する意味がわからないと思っており、自分のためだということ自由のためだということを両親の気持ちを考え弟に言うことで今さらわかりました。自分が夢を持ち行きたい大学に通えているように、私も子どもの可能性を広げることができる教師になりたいと思っていました。

 もしかしたらそれは当たり前のことで、<自由>に生きるために必要な力を育むための公教育とは教師や方法によっては子どもの可能性を潰してしまうこともあると考えられ、教師という職業の責任の重さを改めて実感しました。

 この本では他にも、自分が経験したことを違う視点でみられているようで固定観念が一気に崩されました。これからも本やセミナーに参加する中でたくさんのことを感じ考え学んでいきたいです。(関口)
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