1月22日尾張旭市立城山小学校研修会に参加して(吉田)

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こんにちは、2期生の吉田です。1月22日に城山小学校の現職教育に参加させていただきました。2年生の算数の授業を拝見し、「3+1」検討会にも参加させていただきました。懸命に授業へ取り組む子供姿の後ろには、諸先生方の並々ならぬ研鑚があるのだと深く感じる時間でした。

今回は3点に絞ってお話をさせて頂きます。

1つ目は「子供を褒める」という継続性の意義です。
拝見した授業の中で先生が子供に対して何度も声掛けをされています。「今日は元気がいいね」「静かに待てるね。」「よく書けてるね」といった言葉の一つ一つを受けて、子供たちが変化していきます。それは本授業にとどまらず、昨年の4月から継続をしているからこそ、言葉の意味・価値を子供が理解し、実践できるのだと感じとることができました。「子供を褒める」といったことを根底に置き、私も4月から実践していきたいです。

2つ目はテープ図の奥深さです。
今回の授業を拝見し、テープ図という方法の奥深さを感じました。
「テープの長さで多少・長短・高低を表す。」
「2つのテープを比べて、同じ長さのところは同じ個数・長さ・金額になる」
「テープの長さの差が個数の違い・長さの違い・金額の違いになる。」
このような特徴のあるテープ図を子供が理解するときに、「何が何を表しており、言語化された情報を図式化することでどんな良さがあるのか」ということを明確にする必要があるのだと感じました。実際テープ図を移動可能にして「重なる長さの部分は『同じ金額』、長さが足りない部分は『金額の違い』になる」ということをやってみせる、子供の発言から深める必要があると思います。そして、図を使うと「目で見て分かりやすい・整理しやすい」ということを子供が感じられるようにすることで、今後も使って考えようとする子が育成できるのではないでしょうか。意見がまとまっていませんが、このようなことに気付くことができました。今後深めていきたいです。

3つ目は教材研究についてです。
玉置先生の講演にて、「『教科書のタイトル』に注目して、教材研究を行うとよい」という話がありました。本時の授業は「考えをひろげよう、深めよう〜ちがいをみて〜」という単元名でした。実際に教科書を見ると「答えを求める」というより「違いを説明させたい」という作りになっていました。このような知見で教材研究を行うことでより深まる授業づくりにつながるのだとわかりました。今後挑戦してみたいと思います。

先生方に混ぜていただいた検討会は、大学では聞けない考え方・新たな知見をいただくことができました。この学びを今後にも生かさせていただきます。ありがとうございました。(吉田)

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