1月15日渋川小学校研修会に参加して(石川)

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 みなさんこんにちは。
1月15日、尾張旭市立渋川小学校を訪問させていただきました。

 3・4時間目は、たんぽぽ教室、5・6年生教室を回りました。5時間目からは5年生道徳の研究授業、その後研修会まで参加させていただきました。今回は、研究授業と研修会について記事にします。

○研究授業○
 研究授業は、5年生道徳、教材は「背中」でした。

 まず、授業始めの先生の言葉が印象に残りました。「生きることについて、先生は教えられません。だから、一緒に考えていきましょう」この言葉から、子ども達みんなで考えようという先生の温かみを感じました。
 次に、範読です。読む前に「聞きながらイメージしてね」の一言があり、子ども達の聞く姿勢が変わりました。範読も上手く、私自身も聞き入ってしまいました。その後も、「想像してね」「イメージできた?」などの声掛けがあり、子ども達が頭を働かせ、いっぱい想像することが出来たと思います。
 最後に、「(最後の場面で、)ぼく(主人公)は何を考えたのだろう?」と、主人公の気持ちになって考えました。その後、子ども達各々の考えを短冊に書き、A~Dの4つの視点別に分類分けしました。分類分けすることで、多角的・多面的な視点に気付かせるねらいがありましたが、時間もあって子ども達には難しかったように感じました。

○研修会○
 研修会は、玉置先生が薦める「3+1方式」で行いました。多くの先生方の意見に触れることが出来ました。

 まず、研究授業について、A~Dの4つの視点別に分類分けしたところが改善点にあがりました。A~Dの内容が難しかったこと、時間がかかったことなどがその理由でした。私は、短冊→分類分けが、全員参加を生んでいるとプラスに感じていたため、驚きました。玉置先生も「あそこはテンポよく」と助言しており、(当たり前ですが、)まだまだ未熟だなと感じました…。
 最後に、玉置先生が「取り得る行動」について話されました。「取り得る行動」とは、道徳的な問題に対して、自身の取り得る行動を議論することで、道徳的価値を深め、自分事として考える事が出来るというものです。「自分ならどうするか?」を考え、他者の意見も踏まえて行動を取捨選択することで、自分なりの道徳的価値観を持たせることができると教わりました。

 研究授業・研修会と、今回も多くのことを学ばせていただきました。先生の温かさ、範読など、真似できるところはぜひ真似していきたいと思います。また、「取り得る行動」と新たなことも学ぶことが出来ました。

 半日、私たちを迎え入れ、学ばせて下さった渋川小学校の盗校長先生をはじめ、先生の皆さま、ありがとうございました。(石川)

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