1月22日尾張旭市立城山小学校研修会に参加して(石川)

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 みなさんこんにちは。2期生の石川です。
1月22日に、尾張旭市立城山小学校を訪問させていただきました。

 日程は、研究授業参観(2年生算数)、研究協議会でした。今回は、そこでの学びを3つピックアップして記事にします。

○学習規律○
 1つ目は、学習規律についてです。

 研究授業は、気持ちのいい挨拶からスタートしました。担任の先生の「それでは授業を始めます!」という元気な号令、そして子供達の元気な挨拶。これぞ2年生だと感じました。授業中においても「手を止めましょう」「前を向きましょう」「読みますよ、せーの」などの声掛けにすぐに応じるなど…。参観した2年生学級は、学習規律がしっかり整っていました。
 そして、このことは、担任の先生の「褒め」から来ていることに気付きました。担任の先生は「元気に挨拶できたね」「初めての全員挙手だね」「すごいじゃん」と、授業中にたくさんの褒め言葉を発していました。だからこそ、子供達がいきいきと授業を受けているように感じました。

 子供達の良い所を見つけて、すぐに褒めることはそう簡単ではありません。(教育実習で痛いほど実感しました)学校生活において、意識して「褒め」を実践しているからこそ、子供達に学習規律が身についているのだと感じました。

○教材研究○
 2つ目は、教材研究についてです。

 今回の単元は「ちがいをみて」でした。『赤のリボンが30cm、赤のリボンは青のリボンより10cm短い。青のリボンの長さは?』という問いを中心にテープ図を用いて式を立て、考え方を説明するという流れでした。上記のように、褒め言葉が多く、元気な授業でした。
 研究協議会では、玉置先生が、教材研究のポイントは「教科書の意図」を読み取ることだと話されました。今回の単元は「ちがいをみて」、教科書の内容も違いを見つけ、説明することを促すような内容でした。タイトルから読み取ることで、よりよい学びをさせることができると学びました。

 私自身、教科書の内容ばかりに目が行ってしまい、単元名を注目しようという考えはありませんでした。2期生ゼミの模擬授業において「教科書の意図」について何度も考えてきたつもりでした。まだ自分の理解は浅いようです。ぜひ、今後意識していきたいです。

○研究協議会○
 3つ目は、研究協議会についてです。

 研究協議会は、(私にとっては)いつものように「3+1方式」で行いました。私も参加させていただきましたが、私が気付かなかったことや、現場を経験しているからこその気付きに触れることが出来、視野の広がりを感じました。また、先生方と意見交流をすることで、研究協議会以外のことも教えていただいたりもしました。
 私が、特に印象に残っていることは、一度議論が落ち着いてもすぐに、「この○○なんだけどさ、」と、自然に議論が始まったところです。従来の研究協議会では、どこか、意見を言いたくないような雰囲気すら感じました。自然と起こった議論の後、「すごいね、自然と深まってるね」と先生方が話されており、いかに「3+1方式」が効いているかを実感しました。

 さすが、玉置先生です。

 今回もたくさん学ばせていただきました。数えると、城山小学校に訪れるのは4回目でした。皆勤賞です(笑)。一学生相手に4回も学びの機会を与えて下さった城山小学校の校長先生、先生方、ありがとうございました。(石川)

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