1月23日2期生ゼミ記録(百瀬)
1月23日のゼミで模擬授業を行いました。内容は、小学校3年生の理科「じしゃくにつけよう」という単元です。
今回主に自分に不足していたと感じ、討議でも話題になったのは、教科書の意図の読み取りついてです。 じしゃくはどのようなものにつくのか。鉄につくということを理解することがゴールの授業でした。 実験では、鉄のゼムクリップ、ハサミの切るところと持ち手、アルミニウム、紙、1円玉、10円玉、スチール缶、アルミ缶のそれぞれに磁石をつけてみて、つくかつかないかを全体で共有していきました。そして、この結果から気づくことを挙げて、磁石が反応する性質について学んでいく展開でした。 討議での話題は、子どもが「鉄」に反応していることをどのように気づかせるのかというものでした。 私はプリントや表に「スチール缶」と普段の言い方で何気なく書いてしまっていたものが、教科書では「鉄の缶」と書かれていました。教科書はただのクリップではなく、「鉄のゼムクリップ」と鉄であることを強調していました。他にもアルミニウム、銅などと素材に注意して書かれていました。この意図は、ヒントを与え「鉄」に磁石がつくことを子どもに気づかせるためだと思います。また、前の単元が電気であり、金属は電気を通すということと区別させるためでもあると思いました。 まだまだ教材研究のスキルが足りないなと痛感しました。教材研究の時に、教科書はどのような意図で作っているのかもっと考えていきたいと思います。 授業をやってみて、理科の実験であったため、子ども役のみんなの反応も多くあり、目で見てわかり知ることの楽しさがあるなと授業をしていて実感しました。モノを使うことの良さを改めて実感しました。(百瀬) |
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