道徳授業反省(岩田)

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 こんにちは。2期生岩田です。今週は雪が降ったりして、寒い日が続きましたね。インフルエンザも流行しているみたいです。皆さんも気を付けてください。チューターで行かせていただいている小学校でも、子どもたちも先生も全員マスクをして予防していました。さて、今日はチューターでの道徳の授業反省をしていきたいと思います。


 今回は小学校5年生で「1まいの色紙」というお話をやらせていただきました。内容項目は友情・男女の協力ということで、友達の力が自分にとって思わぬパワーになっているということを考えさせたいと思い指導案を作りました。道徳はもともと実習以来取り組んだことがなく、自分自身学生時代に道徳が嫌いだったこともあり、敬遠していましたが今回授業の機会を頂いたので、やらせていただくことにしました。

 
 反省したいことはたくさんありますが、書き切れないので、的を絞って書いていきたいと思います。

 まず1つ目は、内容把握の甘さです。お話の内容をしっかりと整理し、まず子どもたちに内容をしっかりと理解させることが大切であるのに、さらっと済ませてしまいました。今思えばあまり話しすぎると良くないという思いを持ちすぎていて、大事なことも言わずに進めてしまったと思います。今回は、読み物資料を子どもたちにはあらかじめ配布しませんでした。子どもたちは私の話だけを聞いて、内容を理解することになります。それなのに説明が甘いでは、考えることも考えることができないと感じました。子どもたちから意見が出てこないのも無理はないと思いました。

 2つ目は、考えの輪を広げることです。一人の子が発言し、教師である私は「いいね。」だけで終わってしまっていました。そこから他の子どもに話を広げることがなかなか出来ません。価値付けながら、全員の子どもに話を振り全体の問題として考えることが出来ればベストであると感じました。自分でいっぱいいっぱいになってしまい、クラスに目を向けることが出来ていない証拠であると感じています。


 3つ目は、価値付けの仕方です。子どもの意見や考えをしっかりと認めてあげることの難しさを感じました。特に正解がない道徳。自分が思っているよりもとても難しかったです。私はどうしても自分で予期していた以外の答えが出ると焦ってしまい、どうして良いか分からなくなってしまいます。教師にとっては授業内の1意見ですが、子どもにとっては自分なりに考えた自分だけの意見であることをもう少し重く受け止めるべきであると感じました。


 以上3点が今回の道徳の授業反省です。今回でチューターで授業をさせていただくのは4回目になりました。とても良い勉強の機会を頂いて感謝しております。また、授業をすればするほど、毎回反省することは割と同じことであると感じました。自分の弱いところ苦手なところは、ある程度把握できるようになってきたと思います。4月からのなりたい教師像を思い描いてしっかりと生かしていきたいです。たくさんアドバイスを頂き、ありがとうございました。(岩田)

※写真は、研究室でこの道徳授業の教材研究をしているワンシーン。
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