1月30日2期生公開ゼミで算数の授業を行って(江口)

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 1月30日卒論発表会の午後から、算数授業を行いました。たくさんの先生、学生がいて本当に緊張しました。


 私は、小学校5年生の算数の授業で複雑な立体の体積の求め方を考えるものを行いました。

 はじめから、図形に長さを書くか、書くならどれだけ書くか、または書かないかが議論になりそうでしたが、やはりそこの話題にもなりました。長さを測らせたいなら、模型を一人一人に配ることが1番ですが、それはとても大変です。全部書くと、向かい合う辺の長さについて子どもが考えることが出来なくなります。

 そこで、和田先生が子どもにどこの長さを知りたいのか言わせるとおっしゃっていました。たしかに、これだと自分でどこの長さが必要か考える力と向かい合う辺の長さが同じと考える力が養えます。

 また、模型を使って説明をしてもらおうと思いましたが、出したい!という意識から早く出しすぎてしまいました。一通り、児童が説明をし終わったときに、教師のまとめとして出すのがいいとわかりました。卒論発表でも百瀬さんが、写真や絵、模型を出して興味を引いたり、深めことに使用すると話してくれましたが、やはり出すタイミングがとても大切だと思いました。


 また、大西さんがおっしゃったように何をゴールにしているのか明白になっていませんでした。線を引くことなのか、何通りあるかを知ることなのか、何を児童に分からせたいのかが分かりにくかったです。実際に、「ここに線を引きました。」で終わっていました。「ここに引いたから、立体が2つになっていつもの公式が使えました。」と言ってもらえるようにするための発問が必要です。


 今回、和田先生、大西さんに授業を見ていただき、まだまだダメだと思いました。しかし、ダメだからこそやらなきゃ!という意欲を持つことができました。あと数ヶ月で実際に教壇に立ちます。子どもたちが、1回の授業で何を学ぶのかを私自身が理解して、無駄な時間にならないようにしなければならないと感じました。大変貴重な時間を設けていただきありがとうございます。(江口)
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