卒論発表会&和田先生講演会について(嶋藤、岡田)

こんにちは。3期生の嶋藤、岡田です。今回は1月30日(火)に行われた玉置ゼミ卒業研究発表会に参加して学んだことについて記事を書きたいと思います。午前の部を嶋藤、午後の部を岡田が担当して書きました。

3期生の嶋藤です。10人の2期生の先輩の卒論発表を聞いて、全員の先輩の卒論について感想を書きたいのは山々ですが、今回は白井さんと百瀬さんの2名に絞って書きたいと思います。(ご了承ください)

まず、白井杏実さんの「学び合いの体験をもとに『学び合い』を生む教師について考える」について書きます。「分からない」を言い合える関係というのは学び合いをしているということだと考えていましたが、では実際学び合いを生むためには教師はどうしなければならないかについては知りませんでした。白井さんの卒論発表により、教師は(1)主役である子どもたちのための黒子になる(2)見通しが持てる導入にする(3)「やや難しい」程度の課題設定にする(4)つなぎ、もどす(5)まとめは個人に返す(6)子どもたちに負けずに、学び続け、学び合う という6つを守っていくことが大切だと分かりました。教師がまとめてしまうのではなく、学び合う子どもたちの考えをつないでいくことが大切だと感じました。私は学び合う学級にしたいと思っているので、参考にしたいと思います。

次に百瀬暖佳さんの「ベテラン教師が話す時において意識していることの追究」について書きます。好かれる教師は説明がわかりやすかったというデータに対して、嫌われる教師は話が長いというデータで、たしかにそうだと感じました。そして、同時に自分も気をつけなければならないと感じました。(教育実習で自分が授業で話しすぎるということを知ったため)同じことを何回も言うことがいけないので、発問は一回でびしって言えるようにしていきたいと思いました。そこで、「話しすぎる」という課題を改善するためのポイントの中で、私も使おうと思ったことは「間をとる」ということです。間をとってその間に自分の話の整理をしていけるようになりたいと思いました。話をスマートにできる人になっていきたいと思いました。

先輩方がそれぞれの内容を研究していて、私たちはたくさんのことを学ぶことができました。一年後は私たち3期生がその立場になっていると思うと、心配ですが、、
先輩方のようにこれからも多くのセミナーに参加し、本を読み、たくさんの学びをしていきたいと思います。2期生の先輩方、卒論発表会お疲れ様でした。(嶋藤)

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玉置ゼミ卒論発表会午後の部は、「授業名人(和田裕枝先生)から学ぶ学級経営&授業術」が開かれました。授業も何もかもまだまだ未熟者の私にとっては、どの内容も学ぶことばかりで、非常に濃い時間を過ごさせて頂きました。
前半、2期生さんは公開ゼミということで、後期に行っているような模擬授業を私たちの前でやって下さいました。授業者は江口さんと寺坂さん。視覚的にモノを提示して児童の興味を引いたり、話し合いの仕方を指定したり、児童の発言をそのまま板書に反映させたりと、授業技術がいくつも取り入れられており、さすがだと感じました。また、それらの授業に対しての2期生の先輩方の評価や大西先生、和田先生の講評からは更に学べることがあり、勉強になりました。
その後、授業名人である和田先生の模範授業が行われ、私は児童役として参加させて頂きました。正直、和田先生の勢いに圧倒されていましたが、気付いたら自分もその流れに乗っていた、という感覚でした。テンポ良く進み、どんどん当てられていくため、他の児童の意見を聞きながらも常に頭はフル回転、同じことは言えないという空気感から必死に自分の思い付く限りの言葉を頭の中に並べました。また、全員で声を出すところで出していない場合、頷いていない場合、先生の目は常に光っていたため、すぐに見つかってしまいます。そのため、声を出さなくては、反応しなくては、という意識が働き、自然と授業の中に自分から入っていっていました。自然な流れで和田先生のペースが作り上げられていたこと、意識することなく授業のキーワードが自然と児童の口から出てきたこと、これらはやはり、さすが和田先生だと感じました。その後の講演会も、教師という仕事の素晴しさに気付かせて頂けるもので、より一層、教員採用試験に向けて頑張ろうと自分を奮い立たせることができました。
今回一日を通して、非常に沢山の学びを得ることができました。その学びを下さった2期生の先輩方、玉置先生、大西先生、和田先生など、多くの方々に感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございました。(岡田)
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