卒業論文発表会に参加して(加藤・山田)

こんにちは、四期生の加藤(諒)と山田です。今回は1月30日に行われた玉置ゼミ卒論発表会について書かせていただきたいと思います。


二期生の先輩方、卒論発表会お疲れ様でした。卒論発表会当日はテストがあり、途中参加という形になってしまいましたが、和田先生の模擬授業と講演に参加させていただいたのでそのことについて書きたいと思います。

まず、模擬授業で私が感じたことは、答えてほしいことを児童から上手く引き出すということです。今回は児童役を学生が行っていましたが、その答えを回答せざるを得ないといった状況になっていたと感じました。

また、授業のテンポが良く20分ほどでかけ算への意識づけができていました。このような授業をするためには教材研究が大切なのであり、児童の性格や苦手意識などといった児童理解も非常に大切なものだと学ぶことができました。

そして、その後のお話では学級経営についてのお話が印象に残りました。算数が苦手な子を牛乳係にして数への意識をつけるなど、日常的な学級経営の中でも児童を成長させることができるのであり、学級経営の大切さを学ぶことができました。自分の想像以上に学級経営が及ぼす影響は大きく、児童生徒との日常を大切にすることが大事なのだと思いました。

今回途中参加という形で参加となってしまいましたがとても勉強になりました。このような機会を与えていただけることに感謝して教師としても人間としてもこのゼミを通して成長していきたいと思いました。(加藤諒太)


わたしは、和田先生の授業を実際に受けてみて感じたことについて書きたいと思います。わたしが和田先生の授業を20分間受けてみてまず最初に思ったことは「頭つかったな〜!」でした。小学校時代2年生のかけ算の授業なんだから楽勝だ、和田先生の技を見てたくさん盗むぞと思っていたのに、大学2年生のわたしが授業中ずっと頭を使って考えていたのです。

その秘密は大西先生と玉置先生の対談で少しずつ見えてきました。たくさんある工夫の中でも特に取り上げたいと思ったのは、一人の答えで満足せずに、何人にも自分の言葉で答えさせる和田先生の工夫です。授業で「わかりましたか?」といって次に進むのはありがちな進め方ですが、それでは「はい」と答えることしか出来ず、理解出来ていない生徒が必ずいる、ここで、「わからない」と言える子は授業についていけてる子とおっしゃっていて、なるほどなと感心しました。前のこと違うことを言わなければならないから、話を聞いていなければならないし、頭も使っていなければならない、さらに語彙力も伸ばすことができる、というようき全てが上手く噛み合って繋がっていて、すごいの一言でした。

実際に生徒役として参加することは初めてでしたが、とても貴重で素晴らしい体験なのだと身をもって知ることができました。来年は教育実習があるので、次は生徒役として学んだことを生かして先生として実践したいです。(山田志摩)

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