教室をいきいきと(1)大村はま著 (丹羽)

◯P209 9行目、P210 7行目より
無理に場を作って、ここはどういう場のつもりかといったようにしてしまいますと、そこは作りごとの場になってしまいますから、本当のことばが育つ場にならないと思います。
ことばとは、そういうふうに知識として入っただけのものでは、ほんとうには使いこなせないものだとおもいます。

●以上のことから
大村はま先生は国語教師として生徒にその時期にあった言葉を使うように指導していることがわかる。実際に教師は、「お客様に言ったつもり」「表彰式のつもり」というように架空の世界でやらせるのではなく、実際の場を通してことばを教えていく、使わせていくことが大切だと読み取れる。
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