第1回4期生のゼミ(安藤さんの発表記録) (安部)

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 新学期も始まり、私たち3年生にとっては学生生活の山場となる、教育実習のある学年になりました。実習校の決定やオリエンテーションなどでバタバタしている中、いよいよ玉置ゼミ4期生も本格的に始まりました。

 第1回のゼミでは、私たち13人の中の3人がそれぞれ本を読んで12分の発表をし、さらにそのあとみんなで深めていく検討会を行いました。
私は3人の中でもトップバッターとして発表してくれた安藤さんの記録係として、この記事にその内容を残しておきたいと思います。

〈本の題名〉「白石範考の国語授業の作り方」
〈作者〉白石範考
〈発表〉
1,かかわり合いを大切にした言語活動
「自分が先生だったらどのように子どもの発言を拾いますか。」
・うなづきなど子どもの表情を見て指名
・Aくんの意見に対してBくんはどう考えるか
・どうして分かったのか、理由を聞く
・同じような意見でもほかの子どもに言わせる
・教師は特に何も言わない
2,学級づくりなくして国語の授業はない
「つぶやきやすい学級とは?」
・先生が1人1人の子どもをよく見ている。発言や日記など、色々な場面を通して
・規律やルールが習慣づいている
・先生が子どもの意見を否定しない
・先生が子どもの話をよく聞く

〈玉置先生の総評〉
 聞いている人の意見を決して否定せず、うなづきやなるほど!いう言葉によっていったん受け止める安藤さんの姿勢はとても素晴らしい。「なるほど」は“魔法の言葉”である。子どもの意見でもとりあえず受け入れることが大事。覚えておくように!!!
 板書に関して、出た意見を黒板に書いていく際に全ての意見を書く必要はない。同じならそれが分かるように印をつけておけばよく、全てを書かず、残しておきたいキーワードだけ拾って書いておけばいい。
 聞いている人に考える時間を与えるとき、与える時間をはっきり指示する。2、3分などという曖昧な表現はよくない。


 記録に関してはこのような感じです。初めてのゼミで、発表者1人目だった安藤さんでしたが、落ち着いて発表してくれて、聞いているこちらが多くのことを学ぶことができるくらいとても素晴らしいプレゼンでした。本当にお疲れ様でした。玉置先生も今日は4限までフルで授業をした後のゼミにもかかわらず、まだ何も分からない私たちゼミ生にとても熱心に向き合ってくださってありがとうございました。とても有意義な時間を過ごすことができました。私もこれから発表があるので今日学んだことを生かし、他のゼミ生の学びが少しでも広がるように頑張りたいと思います!(安部)


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