あま市立正則小学校の授業見学をして(岸本)

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 今回は、違うゼミ生の私にあま市立正則小学校の道徳授業見学の機会を設けてくださり本当にありがとうございました。

 なぜ、私が今回授業見学を希望したのかというと柘植先生が「愛知県の授業も見てきて、勉強してきなさい」という言葉からでした。確かに私は岐阜県ばかりの授業を見てきましたし、私の出身地である愛知県で、しかも今年から位置付けられた、特別の教科である道徳の授業を見学できるというのは私にとってとても魅力的なお話でした。

 そして当日になり、配付された指導案には私が教育実習で授業をさせて頂いた教材「およげない りすさん」が取り上げられていました。「きっと、私とは全然違う授業になるんだろうな」と思いながら教室へ向かいました。

 授業が始まると私を待ち構えていたのは中川先生のテンポの良いキレのある話し方、それに惹きつけられる子ども達の姿でした。中川先生の授業では、子ども達の話し合い活動が活発に行われており教材の話に入り込めているからこそ、こんなにもたくさんの意見が出てくるのだと感じました。そしてただ「意見をいいましょう」と指示をして終わり。ではなく、自分の考えを言葉に表す事が苦手な子どもに対しては教師側からの問いかけをしていく事でその考えを形作る支援をしていました。

 そこから子ども一人ひとりに応じて、寄り添う大切さを改めて感じる事ができました。また、私はこの授業の中で初めて「エレベータートーク」というものを知りました。これは限られた時間でいかに自分の意見の要点をまとめて、相手に伝える能力を養うもので、同時にそれを聞く人はその意図を汲み取る能力も養えるというものです。子ども達は限られている時間だからこそ自分の言いたい事を必死で相手に伝えようとしていました。これは、これからの社会で他者と協働していくためにとても必要な力になると思い、私も教員になったら是非取り組んでみたいと思いました。

 授業が終わり、経験のない私がこんな事を思うのはおこがましいですが「私も中川先生のような授業がしたかった」という気持ちでいっぱいになりました。

 そこで、一体私とは何が違ったのかという事を考えてみました。大きく取り上げてみるとこちらが考えられました。

 まずは、私が役者になりきれていなかった点。
 中川先生は表情、声、動作全てがこの「およげないりすさん」ワールドに子ども達を引き込むものだったと思いました。

 次に、子ども達が教材の世界に入り込めていなかった点。
 上記のものと少し関連してしまうのですが、私がその世界に引き込む事ができていなかったため、子ども達の意見を引き出し、寄り添う事ができなかったと思いました。

 私にとって、これらを考えられた事はとても大切でした。「先生は役者であれ」という言葉は様々な意味はあるでしょうが、子ども達の意見を引き出す上でとても重要な役割であると気付くことができました。これからの大学生活でこれらを改善して少しでもいい授業を子ども達に提供したいと思いました。

 今回は本当に貴重な時間を設けてくださり、ありがとうございました。私にとって、とても実りある時間を過ごす事ができました。また機会があればよろしくお願い致します。(岸本)
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