「追究の鬼」を育てる(有田和正)から(静谷)

○p19 7行目
 個人研究をしたことは、必ず書くようにしむける。わたしの場合、「はてな?」帳という名のノートをもたせ、調べたり、考えたりしたことを、どんどん書かせるようにしている。
●以上のことから
 まずは、疑問を持たせるための手段を教師が子どもに与えることが大切となってくる。また、書かせることによって子どもは、「せっかくノートに書いたのだから調べよう」と思い、自ら調べようとする意欲が向上するだろう。はてな帳は、教師にとって教材研究をする際にとても役立つものであるだろう。子どもがはてなに思うということは、子どもにとってわかりにくい、もしくは興味を示す場所である。そうした場所を知っているのと、知っていないのとでは、教材研究の質が大きく変わってくると思う。是非とも実践してみたい。

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