11月18日 人間教育道場で学んだこと(高桑)

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 4期生の高桑です。今年は暖冬だと言われていますが、12月に入ってから気温が一気に下がり、最寄駅から学校まで自転車を漕ぐ20分間がさらに辛くなりました。さて、今回は11月18日に行われた人間教育道場で学ばせていただいたことを書いていきたいと思います。

 今回は「AIと共存する未来」というのがテーマでした。まずAIとは統計で行動パターンを把握し、それを用いて社会をより良くしていくものです。最近でいうと、2020年のオリンピックに向けて駅などの公共施設で人間の代わりに案内や警備を行うロボットが導入されるというニュースがありましたが、これこそがAI時代だと言えると思います。今の小学生が大人になって社会に出たときにはAIが溢れかえっていることが予想できるため、青山先生はいい点を取ることの価値は下がり、AIでは補うことができない発想力や遊び心が求められる時代となるとおっしゃっていました。

 私はこの話を教師を目指すものとして、自分が教える子どもたちには将来人の役に立つような人になってほしいという思いで聞いていました。そのためにはまず一人一人の個性が育つように、クラス全体で認め合える関係づくりが必要だと思います。青山先生の言葉を借りると「つないだ手を離さない」という意識を全員が持つことが大切だと思いました。さらにできる子ができない子に対して、できないことをバカにするのではなく、「この子が持っている発想知りたいな」とリスペクトできるような関係が理想だといいます。自分の中では、やはり道徳教育や学級経営が鍵を握っているのではないかという結論に至りました。子どもたちの人間力や思いやりの心を育てるためにはどうすればいいか、今は明確な答えがわからないので学び続けていきたいと思います。

 最後になりましたが、4人1組になってグループワークを行なう時間では、私は青山先生と教師以外の職業に就かれている方々と同じグループで、実体験を交えたお話や教師以外の視点から将来をどう捉えているかなど、普段なかなか聞けないような貴重なお話が聞けて、とても充実した時間を過ごすことができました。また直接青山先生に疑問に思っていることを質問させていただき、ますますAIを身近に感じることができました。これからも学ばさせていただく一つ一つの機会を大切にし、人として成長できるように努めていきたいと思います。(高桑)
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