12月19日3期生ゼミ記録(嶋藤)

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 こんにちは。三期生の嶋藤です。これまた記事をアップするのを遅れてしまい、申し訳ありません。今回は、後期ゼミ最後の自分の模擬授業について、反省を書いていきます。

 私が今回授業をしたのは、小学2年生の「時計」を初めて学習するという単元です。授業を考える上で一番悩んだのが、「時計」を一からゆっくり教えていくか、ひたすら算数セットの時計を使って「〇じ」と「〇じはん」だけを何回も作業で覚えさせるかです。私が小学生の時は、後者の「ひたすら算数セットの時計を使って覚える」という授業でした。

 では、この授業のやり方でいいのではないかと思ったのですが、ただひたすらやっていても私は「時計」の分野が苦手でした。その理由は、短針が中途半端なところにいるとき、なんじなのか分からなかったからです。つまり、時計の仕組みが分かっていなければひたすらやっても意味がないのではないかと思いました。そこで私は、ひたすら覚える授業ではなく、仕組みから教える授業にしていきました。

 授業のポイントは、子どもに前にかかっている実際の時計を見ながらプリントに時計を描かせ、どんな仕組みになっているか自分たちで見つけさせるということです。自分で見つけることによって、より仕組みが分かるのではないかと考えたからです。これについてのゼミの仲間の意見は、2年生だと難しいのではないかということでした。2年生がどれだけできるのか実際は分かりませんが、より理解するからと言ってできもしないことをやらせるのは良くないと思ったので、子どもの実態をみてどうするか決めなければならないと思いました。

 結果的に、教科書もそうですが、時計を学習する始めはひたすら覚えさせることがいいのではないかという結論にいたりました。実際どちらの方がいいかということははっきり言えませんが、今回挑戦してみんなと話し合えて良かったと思いました。


〜後期ゼミを終えて〜
 私は、本当に玉置ゼミに入って良かったと思いました。模擬授業を通して、みんなで意見を出し合い、よりよいものに変えていく、そんなレベルの高いゼミに入れたこと、三期生の仲間に会えたことは、私にとっての財産です。4月からはそれぞれの場所で教壇に立つので、意見を出し合うということはできませんが、ゼミで学んだことを思い出して頑張っていきたいと思います。私の授業の良いところ、悪いところを教えてくださった玉置先生、三期生、本当にありがとうございました。(嶋藤)

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