2月17日 教師力アップセミナーでの学び(高桑、鏡味)

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 こんにちは、4期生の高桑です。

 私は最近、玉置先生の「誠意はスピード」という言葉を大切にしています。私は今まで、提出物を期限ギリギリに出したり、テスト前夜に徹夜したりと、大事なことを後回しにすることが多く、その分後悔をするという経験を数えきれないほどしてきました。でも、このままの自分では教師は務まりません。自分を変えたいという気持ちを行動に移すため、最近は学びを得たその日のうちに記事を書くことにしています。さて、今回は佐々木昭弘先生の教師力アップセミナーで学んだことを書いていきたいと思います。

 まず、このセミナーを通して、佐々木先生は本当に理科が好きなんだという、理科に対する強い思いが伝わってきました。セミナーの中にも、多くの教師が理科を嫌うという話がありましたが、教師の嫌いという感情は自然と子どもたちに伝わってしまうと思います。佐々木先生のように、まずは教師自らが教科の楽しさを知り、それを子どもたちに共有するというような形で授業を行いたいなと思いました。

 また、「経験によって認識を変えることができる」という言葉がとても印象に残りました。佐々木先生は、昆虫の体のつくりのきまりを教えてから、観察させることによって、子どもたちが着目すべき部分に目を向けられるようになり、授業がさらに発展的で深いものになるとおっしゃっていました。このように子どもたちは、教師から視点を教わることで、言葉と事実を照らし合わせるという経験を経て、認識できる脳をつくっていきます。これは、私たちゼミ生にも言えることだと思います。物事を多面的、多角的に考えられるよう、これからも学び続けていきたいと思いました。

 佐々木先生、素敵な学びをありがとうございました。(高桑)

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 こんにちは!4期生の鏡味です。先日、今年度最後の教師力アップセミナーが終わりました。今回は、その教師力アップセミナーで、理科授業名人の佐々木昭弘先生が講演をされ、その中で得た学びについて述べたいと思います。

 今回のセミナーで、一番印象に残っていることは、理科の授業で佐々木先生は児童に、実験について400文字原稿用紙1〜2枚分の作文を書かせていることです。佐々木先生は講演の初めに、国語・算数で学んだことを理科の授業に生かすと仰っていました。佐々木先生自身が仰る通り、先生は国語の授業で培った国語力を、理科の実験の最後の作文を書くことで生かす授業をされてました。作文の内容は、授業の中の問題や課題について観察・実験を通して得た答えであり、序論、本論、結論を意識させて記述させていました。

 小学校中学年の頃からこのような訓練をしておくと、かなり書く力が備わると思いました。実際、セミナー中に佐々木先生が見せてくださった子どもの作文はかなり完成度が高く小学生が書いたものとは思えませんでした。

 また、先生は、作文の自分の考えについて述べる考察の部分が書けない児童には、「良い子のものを真似してもいいよ。」と言うそうです。情報を取捨選択してつなぎ、考察を作るのはとても難しいことです。人の真似をしてもいいから、「書けた」という結果を作り自信に繋げてあげることが大切だと分かりました。

 玉置ゼミも「書くことによって学ぶ」ゼミです。ゼミに入り、1年が経ちましたが、1年間「書く」ことを全力でやってきたと自信をもって言えません…(笑)まずは、セミナーの記事ばかりでなく、最近書けていない四方山話も書いてみようと思います!(鏡味)

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 高桑さんが「誠意はスピード!」を実践しようと書いているとおり、記事はセミナー後すぐに届いたことを付け加えておきます。(玉置)
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