2月14日五条小学校での学び(小谷川、安部、鏡味)

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 こんにちは、特別に参加させていただきました、教育学部3年の小谷川です。今回は五条小学校での玉置先生の明日も授業したくなる授業方策の講義について書かせていただきます。

 今回の五条小学校の先生方は校長先生から話は聞いていましたが、本当に若い先生が多く驚きました。なので、玉置先生の講義内でもこれから使えるような授業技術や、見るべきポイントなどが多く散りばめられていて、とても勉強になりました。

 予測不可能な未来である中、対話などを通して深い学びを得てより良い子どもを育てていくという話であり、途中若い先生が多いということで模擬授業も見ることができました。

 玉置先生の授業は大学でも講義は重なったことがなかったりして、しっかり受けたことがなくとても新鮮でおもしろく、学ぶことが多くありました。特に「つなぐ」を意識した授業というのを初めて受けてみて、さまざまなことを吸収できたような気がします。

 現職研修で玉置先生の「つなぐ」を意識した講義は何回か受けてきましたが、授業として生徒に対して行なっているような実践的な使い方を見たり、受けたりしたのは初めてでした。実際には子どもはいないものの、子どもがどんなことを言うのか、どんな反応をするのか、なにに興味を示すのかなどの把握や、発言中、考え中、板書中などの見ているところなどがやはり違うと感じました。それらの把握・見る箇所などの観察力から「つなぐ」というのが自然にできていて、子どもたちで授業を運んでいる形態ができていたのですごいと思いました。

 私自身、実習などを経験し「つなぐ」ことがどれだけ難しいことかわかりました。そこから玉置先生の講義やセミナー、研究授業に参加し、「つなぐ」授業をするには目線というのが大切だなと最近すごく感じてきました。前回の味岡小学校でも、研究授業をされている先生が、前で生徒が発表しているときに、その生徒のことも見つつ、ほとんど全体に目を通していてすごいなと思いましたし、今回の玉置先生の模擬授業でも一点集中ではなく、全体を広く観察することの大事さを感じました。

 まだまだ授業を進めていくだけで精一杯なところはあるとおもいますが、全体を見通す余裕さと観察力というのを自分自身が備えたいと感じ、人と人とをつなげて深い学びへと連れて行ける教師になれるように日々学んでいきたいと思いました。
ありがとうございました。(小谷川)

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 こんには。4期生の安部です。特別支援の実習がようやく終わり、久しぶりに玉置先生の講演に参加させていただきました。やはり玉置先生やゼミ生に会うと心が弾みますね。最後の喫茶店での振り返りも含めてとっても充実した時間を過ごさせていただきました!

 玉置先生の講演や模擬授業は今までに何回か見させていただいていますが、毎回毎回新しい発見や学びが得られて、やはり先生が話されることは奥が深く、自分はまだまだ勉強不足だなぁ、と痛感します。

 今回の講演の中でも多くのことを学びを得られましたが、その中でも私は「見方・考え方」、「深い学び」について学んだことを書きたいと思います。次期学習指導要領のどの教科にも示されている「見方・考え方」は自分の専門教科ならまだしも、全ての教科を理解するのはすごく難しいことではないかと私は考えます。学習指導要領には、「見方・考え方」について「教科等の教育と社会をつなぐものである」と示されており、私はこの学習指導要領の言葉から、改めて「見方・考え方」とは断片的な知識や技術ではなくて、社会で役立つ学び、子どもたちがこれから生きていく上で必要となる学びにつながるものでなくてはならないのだなということに気が付きました。玉置先生のお言葉を借りれば、「今日の授業で一生覚えておくと良いことがら」です。今回の玉置先生の模擬授業を例にしますと、1/□+2/□+3/□+‥‥‥+100/□=101の□を求める問題で、答えが50と分かることが深い学びではなくて、どうしたら簡単に答えを求められるのかを考え、「数字を小さくするときまりを見つけやすい」という数学的な「見方・考え方」を働かせることが真の深い学びであることがわかります。

 私はそれぞれの教科の「見方・考え方」と「深い学び」は繋がっていると思います。それぞれの教科特有の「見方・考え方」が得られたときに、自然と深い学びにつながっているのだと思います。

 教採の勉強もいよいよ本格化してきて、教職の勉強をしていると、学習指導要領に示されている言葉の意味を考えさせられます。玉置ゼミの強みを生かしてセミナーなどで学んでいることと教採の勉強を結びつけてより深い学びが得られるようにこれからも頑張ります!!

 このような機会を与えてくださだった玉置先生、そして五条小学校の関係者の皆様、ありがとうございました。(安部)

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 こんにちは!4期生の鏡味です。今回は、五条小学校で玉置先生が講演された「明日も授業がしたくなる様々な授業方策」での学びについて述べたいと思います。

 今回玉置先生の講演の中で一番印象に残っているのは、「つながれない子どもは、周りの子ども達との対話で育てる」ということです。教室の中では、誰もが友達と上手に関われることができる訳ではありません。集団の中に上手く溶け込めない子どももいます。しかし、その子どもを教師が支援ばかりしていては、その子どもは教師の支援無しには生きていくことができなくなってしまいます。教師が支援するのではなく、授業の中で対話を行い、そして繋がり、学級全体でその子どもを育ててあげることが大切だと分かりました。

 また、私は、教師がいつも同じ子どもにつきっきりだと、周りの子どもはその子どもをひいきしているのだと思ってしまうと考えます。教師自身も様々なことに気をつけながら、行動していかなければいけないと思いました。

 子ども同士がつながることができれば、学び合うことができます。分からないことを分からないと素直に言い、子ども同士が学び合うことのできる姿が理想だと思いました。つながれない子どもは、教師が支援するのではなく、周りの子どもに「分からない」と言ったり、自分の考えを言えたりするよう、まずは周りの子どもと対話させることが大切だと学びました。

 玉置先生、五条小学校の先生方、素晴らしい学びをありがとうございました!(鏡味)
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