3月26日美和公民館のセミナーでの学び(関口、竹内、中澤)

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 こんにちは!四期生の関口、竹内、中澤です。今回は、3月26日、美和公民館でのセミナーに参加しました。

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 こんにちは。4期生の竹内です。
今回は先日美和文化会館で行われた「教師の『困った』を解決する授業術」の講演会の中から2つの事を書きたいと思います。

 1つ目はこれからの教育についてです。玉置先生は冒頭に参加者の事をこれからの教育の未来を作る先生方とおっしゃっていました。今から40年前、玉置先生は初任の学級で子ども達に対して、これからの教育は黒板がテレビのようになる。「円を書くと」と言うとその言葉に合わせて黒板に円が表示され、さらに「ここを黄色に塗ると」と言うと指定した場所が黄色になる。そんな黒板ができるだろうと話したそうです。現在では、人工知能が発達して、音声反応をする電子機器があり、時代の読みは的中しています。学習指導要領でもそうですが、これからの社会はどうなるのか、その社会に対応するために子ども達は今どのような力を身につけさせなければいけないか。と時代を読み、必要な力を付けさせることが大切だと学びました。

 また、大阪市では児童生徒一人一人にタブレット端末を持たせることを導入しています。大阪市に限らず、これからの教育では、電子機器の利用はもっと盛んに進んでいくと思います。電子機器をどのように活用し、どのように教育に活かしていくかという点が、これからは重要であると思うので、電子機器を活用した授業術について学んでいきたいと思いました。

 2つ目は児童生徒との関わり方についてです。教育実習を振り返ると、児童生徒と上手く関われていなかったのではないかと思っています。

 今回の講演では、初任者が陥るポイントとして、・友達先生になろうとする・1対1対応・優しさ対応の3つが挙げられました。教育実習では子ども達との信頼関係を作ろうと友達先生になろうとしていたり、机間指導において一部分の子に時間を使いすぎて全体を回れなかったり、全体の子どもたちを大切に出来ていなかったと思います。学級づくりでは、関係づくり、仕組みづくり、集団づくりの三原則が大事であるとおっしゃられていましたが、それが上手く作れずに実習では陥ってしまいました。担任になると、実習の4週間とは異なり、その学級を1年間任されます。子ども達は教師がどういう対応をしてくるのかを見ているということを念に置き、学級びらきでの三原則は特に大事にしていかなければいけないとあらためて感じました。

 教員採用試験に向けて勉強をしている中で、玉置先生の講演を聞かせていただけるのは、勉強にも刺激にもなっています。今回そのような機会を作っていただいたあま市、大治町の教育委員会の皆様、玉置先生、本当にありがとうございました。(竹内)

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 こんにちは!4期生の関口です!今回は「新作」ということでわくわくしながら玉置先生の講演を聴きに行ってきました!

 もうすぐ教壇に立つ先輩たちに是非教えたい学級開きの心構えやコツがたくさん詰まっていました!なかでも「給食を残したい」という子どもに対しての対応について今回書きます。

 子どもが「給食を残したい」というのに対しあなたならどうするか、4択での質問がありました。わたしは、「少し頑張って食べたら残していいよ」にしましたが、ゼミ長である中澤くんは「ちょっと待って、みんなに聞いてみよう」に手を挙げていました。「なんのために???」と、とても疑問に感じましたが、その後の玉置先生のお話でとても納得しました。そのお話とは「学級のルールに関わることは、全員にきっちりと伝えなくてはいけない」ということです。1人許してしまえば、次の日には、「体調が良くない」と言って他の子も残してしまうとのことです。学級のルールは学級みんなで考えることが大切になります。さらに、「この子だけ特別なんだ」ということもなくなりますから、給食の時間は限られていて少ないですけど、しっかり全体で共有することが大切なのだと感じました。

 また今いじめ対策や不登校対策を考える上でも、自己決定させることは大切だとより感じるため、私も学級のルールは学級みんなで考えることを大切にしたいです!面接でも言えちゃいそう!!!本日もありがとうございました!(関口)

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 お久しぶりです。一年が過ぎて、写真の私が明るくなったと感じている四期生の中澤佑太です。今回は、美和公民館で、玉置先生から新たに学び得たことを記します。

 ADHDの子の多動性衝動性が、

1,必ずしも攻撃性とは結び付かない。
2,社会的コミュニケーションおよび対人的相互反応における持続的な欠陥をもつ。
3,学力では救えない。
4,自分の利益になることであっても反抗してしまう。

という4つの症状があることを学びました。ここから私は、

1,多動性衝動性による言動が落ち着いているところを価値付けすること。
2,自分で自分を傷つけて苦しんでいることに気付かせ、先生と感情を受容すること。
3,ADHDの子の社会性を養うために、その子がクラスの子と関わっているところを、お互いの社会性を価値付けることで、ADHDの子とクラスとを繋げること。

以上のことが教師の手立てとして適当であると私は考えました。

 学級経営は個別指導より優先させるという言葉をいただきました。個別指導を優先すると、本人と周りの子がそれぞれ担任の先生を信用しなくなり、学級崩壊に繋がってしまうということを学びました。

 私は、『学級経営とは子どもとの戦争である』ことを考えられるようになりました。子ども達は、教師の言動、ルール作り、やんちゃな子がいる上での自分たちへの対応を値踏みし、それによって学級を破滅に導きます。よって、如何に一人の対応を全体へ流し、学級の子の特徴から、学級の子全員に、学級経営するための組織の一員としての役割を無意識に与えていくのかが大事であると私は考えています。

 今回久しぶりに記事を書きました。自分で言うのもおこがましいのですが、文章の質が変わったと感じていますがいかがでしょうか。

 あま市、大治町の教育委員会の皆様、玉置先生、有意義な時間、学びを設けていただき、誠にありがとうございました。(中澤)
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