3月26日美和公民館のセミナーでの学び(加藤奨基、安部)

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 こんにちは。4期生の加藤奨基と安部です。先日、あま市にて、「教師の困ったを解決する授業技術」という玉置先生の講演を聞かせていただきました。今回の講演は初めて聞く内容もたくさんあって、90分本当にあっという間に過ぎてしまいました!

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 こんにちは、4期の加藤奨基です。あま市美和文化会館で玉置先生による若手教師のためのセミナーに参加させていただいたので記事にさせていただきます。

 今回のセミナーは若手教員向けということもあり、「縦糸・横糸の法則」や「3・7・30の法則」など知っているキーワードなども出てきて、改めてゼミではとても実践的な内容を学ばせていただいているのだなと感じました。

 その中でも、「学級経営は個別指導に優先する」というのが特に印象的でした。問題行動のある子どもに対するような、個別の対応を優先させすぎるとかえって真面目に生活していた子どもが離れていってしまうため個別よりも全体の指導を優先させる、ということです。以前に読んだ赤坂先生の書籍にも、教師からの注目を集めるために望ましくない行動をとる子どもには敢えて注目することをやめて、本当に注目すべきは望ましい行動をきちんととれている多数の子どもたちである、ということが書かれていました。話していただいた玉置先生の体験談にもあったように、学級を安定させるためにも他の先生に対応をお願いするなどして個別指導に手を回しすぎず、教師として全体の指導も忘れないように心がけたいと感じました。

 今回のセミナーは今までゼミで学んできたことの総復習のような内容でした。先生の話される内容は以前に教えていただいたことや書籍から学んだことも多く、それだけ重要な内容なのだと感じました。改めて学んだこれらのことを教員採用試験やその先にも生かしていきたいと思います。すばらしい学びの機会を与えてくださった教育委員会の皆様、玉置先生、ありがとうございました。(加藤)

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 こんにちは。4期生の安部です。今回の講演は教師5年目の先生方を対象にしているということで、現場に出ていない私たちにも想像できることが多く、色々なことを学ばさていただきました。

 先生の講演の中で特に印象に残ったのが、あの有名な玉置先生でも担任をしている当時、「教室に行きたくないなぁ。」と思うときがあったということです。先生が失敗したなぁと今でも感じている学級について、その原因は初日の学級開きの日にあったとおっしゃっていました。初日をどう迎えるかでその後の先生への信頼、学級経営が大きく変わってしまうのだなと改めて感じました。

 一番生々しかったのが、去年は普通に懐いてた生徒がその年、その学級になって、玉置先生に対する態度が変わり、言葉が全く通じなくなってしまったそうです。すごく恐ろしいことだと思いました。

 先生の経験を聞くと、学級開きの日がいかに大切か、学級作りの原理・原則(縦糸・横糸、3・7・30の法則など)を知っているか知っていないかでその後の一年が大きく変わってくるなぁということを改めて感じました。

 教採の面接練習をしていると、今まで玉置先生に教えていただいた学級経営、授業技術について自分はまだまだ実感を伴って理解できていないのではないかと思います。セミナー参加後、こうして「書くことによって学ぶ」を実践させていただいているので、たまには今までの記事を見返し、本を再度読むなどをして学びを定着させていきたいと思います!

 今回も多くの学びをさせていただきました。玉置先生を初め、あま市・大治町の関係者の方々に感謝を申し上げます。ありがとうございました。(安部)
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