4月15日5期生ゼミでの学び(大久保)

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 こんばんは! 5期生の大久保です!今回はゼミでの発表を通して学んだことを書き記していきます!

 私は滝川一廣さんの「学校へ行く意味・休む意味 不登校ってなんだろう?」という著書を読んで、授業形式で紹介しました。授業形式での発表を通して学んだことを書き記す前に今回読んだ本について軽く紹介します。

 この本は、不登校がどうして起きるかという理由を教育が生まれた時代まで遡って、学校が出来た経緯、その時その時の社会の流れを踏まえて学校へ行く意味とは何か、休む意味とは何かを丁寧に書いています。

 この本を基にゼミでは不登校が起きる理由、学校へ行く意味を小学生向けに考えてみました。

 初めての授業形式、たくさんの反省点がありました。まず1番大きな反省点としては、子ども(ゼミ生)の発言に対する受けが早かったということです。指名して子どもに考えを言わせた時に、まだ喋っている途中にも関わらず、自分の狙い通りの発言が出た時に待ってましたと言わんばかりに早く反応してしまいました。

 これまで玉置先生の講演で聞いてきた「物わかりの悪い教師になれ」という教えを実践することが出来ませんでした、子どもの考えをこちらで汲み取って、勝手に解釈してしまうのは子どもの考えを奪ってしまうことに繋がります。

 講演を聞いている時には正直意識すれば出来そうだなと甘い考えを持っていました。しかし、実際授業をしてみると子どもが何を喋るか、それに対する反応をどうするか、授業の進み具合など見るポイント考えるポイントがたくさんで、講演で学んだきたことを生かす余裕がありませんでした。

 次に玉置先生にご指摘いただいて学んだことについてです。私は授業の終末で、説話のような形で子どもに私なりの学校に行く意味を話しました。

 授業後の反省で玉置先生から「折角いい話をしていたのに、表情がいけなかった」とのご指摘をいただきました。私はその話をしている際、ずっと笑顔でいたのです。そして、玉置先生から話をするならそれに合った表情をしないと子どもに落とし込まれないといったことを教えていただきました。考えてみると口では子どもに思いの丈をぶつけていても、顔がヘラヘラしていては本当に伝えたいことは伝わらないと思います。私は授業は笑顔が大切と思っていたのですが、しっかり表情を使い分けることが必要だと、とても勉強になりました。

 授業後にはゼミ生にもたくさんの意見を貰いました。どれも勉強になるものばかりで、本当にすごい人たちと学んでいるんだな思うと同時に私の置かれている環境はなんて恵まれているんだと感謝の念を抱きました。

 今回私の授業を受けてたくさんの意見をくれた5期生、お忙しい中授業を見ていただいた玉置先生、本当にありがとうございました。今回の反省を生かして、次の発表はより良いものにしていきたいと思います。(大久保)
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