4月29日5期ゼミ発表から学び得たこと(北神)

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 こんにちは!五期生の北神です。4月29日に『白石範孝の国語授業の教科書』をもとに初めて発表をしました。とても緊張しました。今日はその発表から学び得たことを書きます。

 まず、教材研究の大切さです。授業のはじめに、「問」「聞」「閣」という漢字を黒板に書き、それぞれの部首は何だろう?というクイズを出しました。すると、ゼミ生達は最初固まっていましたが、段々と周りの子と相談し始め真剣に考えていました。それが私は嬉しかったです。なぜなら、私が紹介したものは、この本の中でも特に面白い!と思ったものだったからです。授業の始めに、何だろう?気になる!と思わせることができれば、その学びはしっかり身につくものになると思います。子ども達がそう思える授業にするためには、自分が面白いと思える教材を選ばなければいけないなと思いました。

 ただ、あれもこれもといろんな教材を用いるのではなく、一番面白いと思う教材を選出することも大切だなと思いました。私は、今回、漢字を学ぶ時の原理・原則と、詩を学ぶ時の原理・原則を紹介しました。しかし、時間がなくなり、詩の時間と1番大切なまとめの時間が少なくなってしまいました。詩を学ぶ時の原理・原則はもう少しゆっくりやって、みんなにもっとなるほど!と思ってもらいたかったです。また、2つの例を通して、だから国語でも「用語」「方法」「原理・原則」を学ぶことは大切だということも伝えたかったです。伝えたいことを絞ることも大切だと思いました。

 そして、もう一つ時間がなくなってしまった原因は、周りの子同士で話し合う時間が長かったことだと思います。話し合いが終わっているペアもいるけれど、まだ話し合っているペアもいる状態の時、どこで時間を区切っていいか分からず、長々と話し合いの時間を続けてしまいました。それでは段々飽きる子ども達がでてくると思います。最初に時間を決めて話し合いをするようにしたいです。

 また、意図的指名の大切さも学びました。全て挙手で当てるのではなく、例えばクイズの部分だけは意図的指名をすると、より重要な所に時間をかけることができます。交流をしている時に子ども達のノートを見て、どんな考え方をしているのかを把握し、意図的指名をするよう心がけていきたいです。

これらの学びを次回に生かしていきたいです。(北神)
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