5月13日第5回5期生ゼミ記録(酒井)

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 まだまだ平成が抜けきれない5期生の酒井です。

 5期生のゼミも5回目が終わりました。2回目の発表だった私が紹介したのは中嶋郁雄さんの「新任3年目までに身につけたい「超」教師術!」でした。特に印象に残ったキーワードが3つありました。

○ キーワード1 「迎えにいく」話術をみがく
 自分が思いを語り子ども達を導いていくことは、子どもの話を聞くことと同じくらい教師にとっての大切な役割の一つだと考えています。そんな話すことに関して身についておきたいこととして本書に挙げられていた「迎えにいく」話術はまさに私の理想でした。

 まず教師に限らずですが何かを話す時同時にその話を聞く人は必ず存在します。話す側にはなにかしらの伝えたいことが存在します。お互いのために話し手は、聞き手を置いてきぼりにして一方的に話すのではなく聞き手の反応を感じながら話すことはまず大前提だと考えました。

 聞き手に自分の思いを伝えるには話すのにつかう言葉だけではなく話し手の表情や身振り手振りも武器になるはずです。少しくらい大袈裟になっても聞き手である子ども達に伝えたい!という熱い思いを伝えて、自分の話に引き込むということが語るうえでは大切だと感じました。

○ キーワード2 休み時間は子どもとの時間
 授業外の時間で特に長いのは休み時間ではないでしょうか。子どもと関われる貴重な時間を提出物のチェックなどの事務作業ばかりにあてるのではなく一緒に遊んだり、話をしにいったりすることを続けることは子ども達との距離を縮めることにもなりそうです。たとえ1日10分は子どもと関わる時間にあてるというルールを自分で決めて時間をうまく使う必要がありそうだと感じました。関わる時はどの子とも関わりをもつことも大切にしたいです。

 休み時間、子どもたちは開放的になりがちなので授業ではみせない顔が見られことも考えられるはずです。普段と違う様子はないかなど気になる子がいればよく観察して、トラブルが起きれば対処して子ども達との関係を築いていきたいです。

○ キーワード3 丁寧な説明や解説はしない
 一つの考え方として手取り足取り支援するのではなく子どもらにどうするとより良いか考える時間を与えることが重要だというものがあると思います。

 また考えさせる時は書くことをセットにしたり、挙手制をやめて指名制にしたりすることは子ども達がなんとなく授業の時間を過ごすことのないようにできそうです。子ども一人ひとりに学ぶのは他の誰でもなく自分であるという自覚を持たせることが大切だと考えられます。間違っても指導や支援が教師側の自己満足にならぬようにしなければならないと思いました。

 2回目の発表ということでプレッシャーがとてもありました。自分ではできなかったところばかり目についてしまうけど、仲間にここはよかったと言ってもらえることで、次も続けよう、と思えたり自分自身に少しだけ自信が生まれたりしました。仲間のコメントのレベルがだんだん高まっているのもひしひしと感じ、一緒に学べている喜びも感じています。

 これからもたくさん吸収して、学び合える仲間を大切にしたいです。(酒井)
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