第6回 ゼミでの発表を通しての学び (古川)

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 こんにちは。 5期生の古川瑛理です。5月20日のゼミでの発表を終えて、学んだことについて書かせて頂きます。

 今回、私は「話せない子 話さない子の指導 (著: 野口芳宏)」の印象に残ったことをまとめ、発表しました。

 校内作文コンクール、校内読書感想文発表会などの子どもが前に立ち発表をする時、聞き手も話し手もやる気がない。その問題の根本は話し手にあると野口先生は仰っています。話し手が聞き手を惹きつける工夫をする事で発表は魅力のある、面白いものとなり聞き手は傾聴をし、マナーが生まれてきます。そうすることで話し手にも張り合いが出て、良い循環が生まれるのです。

 今回の発表では、聞き手、話し手のどちらを指導すべきかをなぜ子どものやる気が出ないかの理由を考え、それを踏まえた上でどうしたら楽しいものへと変化するのかを交流を行いながら、みんなで考える。そして本での例を挙げ、人前で話すという行為が子どもにとってどのような行為か、話せない子、話さない子と教員はどう関わっていくべきかのまとめを行う予定でした。

 しかし、想定外の意見が出た際に対応が出来ず、大きく軸がぶれてしまいました。その様な展開にならないようにするための工夫として、問題をイメージしやすいように絵で示すこと、キーワードを板書していつでも子どもが分からなくなった際に見れるようにしておくこと。発問をする際、今回で言えば話し手と聞き手を分けて聞くなど1つずつに絞り、簡潔にまとめて言葉を投げかけ、意見を聞くことが大切なのではないかと気づかされました。

 また、想定外の展開になった際の時の自分自身の表情にも気を付けたいと思いました。どうしても焦ると心に余裕がなくなってしまいます。しかしその様子を子どもはしっかりと見ています。どんな時も笑顔で子どもの方を見て最後まで授業をするという意識を忘れてはならないと認識させられました。本当に多くのことを考えさせられた発表となりました。

 毎回、玉置ゼミでは発表、意見交流を通し多くの学びを得ることができます。ここで得た一つひとつの学びを心に留めて、9月にある教育実習に活かすことができるように努力をしていきたいです。(古川)
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