5月20日5期生ゼミ発表から学んだこと(長谷川)

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 こんにちは!5期生の長谷川です。今回で2回目となるゼミ発表を終えて学び得たことをまとめます。

 私が紹介した本は、佐藤正寿先生の『プロ教師直伝!「教師力」パワーアップ講座』です。沢山アイディアや方法が載っていて、どれを発表しようか迷いました。今回はその中でも、私がなるほどなぁ、面白いと思ったノート指導について取り上げ、発表しました。

 佐藤先生は、普段から「気づきを書くときは番号を書きましょう」や「ノートは王様のように贅沢に使いましょう」と言ってノート指導をします。しかし、机間指導中に、 気づきが書かれているところに番号がふっていないノートや、ギュンギュン詰めに書かれているノートを見つけました。その時、佐藤先生は「気づきを書く時は?」「ノートは王様のように?」と合言葉を子どもに問いかけるそうです。そうすることで、子どもは「番号を書く!」や「贅沢に!」と答え、そうだった、番号書かなくちゃ!贅沢に、もっと間を空けて書かなくちゃ!と気づくそうです。この合言葉は、子ども自身が、教師に指摘されなくても、自分のノートを見て、気づいて直すという点でいい方法だと思いました。

 また、「字が雑なので、もっと丁寧に書きなさい」というような指導法より、何倍も効果がいいと思います。このような合言葉は教師になったときにも、使えるので、それまでに考えて準備しておきたいです。

 今回は自分の中で、子どもの様子をしっかり見ることを意識しました。例えば、全員にプリントが配られているか、考えがまとまって手が止まってきたか、話し合いの声が小さくなってきたか、など小さな動作などを見逃さないようにしました。このような小さなことでも、授業をする上では大切で、これらを教師が気づくことなく進めてしまうと、授業が崩れていく原因になるのだと考えました。また、更にレベルアップした授業をする為に、玉置先生から板書を効率よく使い、授業を進めると良いというアドバイスを頂きました。このことは、実際に経験してみなければ気づかなかったことです。子どもの発言で大切な言葉を聞き分け、短く板書して、重要なところは、授業が終わった後でも分かる黒板になるようにしたいと思います。

 今回もステキな仲間と発表を通して沢山の学びを得ることができました。ゼミ生の発表も回数を重ねるごとにレベルアップしているので、私も仲間と一緒に頑張ります!!(長谷川)
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