7月1日5期生・矢崎さんの発表からの学び(宮野)

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 多くの学びがあったにも関わらず、記事を書き忘れていました。8月に入ってしまいましたが、記事を書かせて頂きます。

 矢崎さんは、小学校4年生の小数、式と計算の順序という単元を扱った模擬授業をしてくれました。矢崎さんの発表から学んだことは主に2点あります。

 1つめに、いくつかの方法で解答が出てきたときは、全体を眺めさせ、児童に違いを気づかせるということです。全部やり方違うね、と教師の方が言ってしまいがちですが、子供に決めさせて言わせることが大切だと学びました。全体を眺めさせた上で、じゃあ違いを見つけていこうかと次の段階に移っていくという流れを算数の授業では大事にしなければならないと思いました。

 2つめに、特定の児童だけで授業を進めるのでなく、全員に問い返して意思表示させる大切さです。

 ある子が発表した説明に関して、同じ方法で計算した人?と問い返し、手を上げた他の子に再度説明させる場面がありました。同じ方法で行っても、説明の仕方はみんな違い、もし前の子の説明では理解できなかった子も、別の子での説明では理解ができるということもあるのではないかと思いました。皆に考えさせたならば、全員に意見を聞いてみなければならないのだと分かり、常に同じ人?違う人と問い返すようにしたいと思いました。

 矢崎さんの発表では、どのように全員参加の授業にするか、また算数の授業での意見交流の注意点を学びました。いよいよ実習も迫ってきたので、算数の授業をさせて頂く際は、これらの学びを活かしたいです。(宮野)
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